桜のたよりも途絶えて久しく、いまは新芽の緑が目にまぶしく映ります。

本日は大和絵の断巻を二点アップしました。もともと屏風に貼られていたものをマクリで仕入れたのですが、どのような物語かは不明です。巻頭(巻留め)に熱海の清水温泉寺の什物であったことが墨書されておりますが、泣いてばかりの方々に慰めのことば一つでもあたえられたら、と思います。

軸装は江戸期の着物をほどき、堅木の軸端とシンプルに仕立てました。雅びな大和絵に似合っていればよいのですが。

上記の大和絵はsold

青花の会骨董祭 2020 出品 13

幼児用ウィンザーチェア(英国/18〜19世紀)

H. 40.3cm
Windsor chair for a little child
Wood
18-19th century

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青花の会骨董祭 2020 出品 2

青磁 象嵌唐草文油壺(高麗時代・13世紀)

D: 7.3cm
Oil Bottle
Celadon with inlaid scroll design
Goryeo dynasty, 13th century

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今日はもうひとつ。天啓白磁の陶硯もアップしております。小さいながらもちゃんと墨をすったようで、旅持ちの品かと考えております。影青のように涼しげな膚と柔らかな陰刻にて、実用ならずとも掌でもてあそんでいるだけでも和みます。当店謹製の仕込箱も附属し、小品フェチにはたまらない作品です。

ただ今、尾張へ出張中。仕事を頑張ったあとは美味しい名古屋メシ、といきたいところですが今日は全豪オープンの中継を観るために並製の拉麺をたいらげ、ホテルへと急ぎます。

本日は高麗青磁皿をアップしました。中国の宋磁を想わせる、シャープな12世紀の作です。裏は米色に窯変していますが綺麗な萌葱色を呈し、気品ある高麗官女を彷彿とさせますが、どんなにデコラティブな作品でも盛期(12〜13世紀初期まで)の高麗青磁はやはり、どこか女性の持つ優美さをたたえています。

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今年の仲秋は輝く月に恵まれなかったものの、前後日には杵を突くウサギに逢えました。空高く馬肥ゆる秋、はすぐ目の前にありますが週末の颱風の動向には目が離せません、、。

本日は古銅の兎筆架をアップしました。怖可愛い?表情や柔らかなモデリングには桃山時代の気風を感じさせますが、机上になにげなく置くだけで「空気を一変させる」凄腕のウサピョンです。

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各地から桜の便りが聞こえてきました。奈良県立美術館裏の老桜にも一、二分の可憐な姿を見せてくれています。繰り返し書いていることですが、根をいためる原因になりますので樹下でのお花見は遠慮したいものです。

本日は絵高麗の馬盥杯をアップしました。鉄絵で七曜紋を描いた所謂「梅鉢手」の杯ですが、馬盥茶碗をそのまま縮小したような姿が愛らしく、また朝鮮の粉引と同じ製法で製作されておりますので徐々に象牙色へと変化していく様も楽しんでいただけます。

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tata

湖畔の逢魔時。冬の篠山から。

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ようやく梅雨の様相です。こうなるとお天道様が恋しくなりますが、最近購入した伝統工法の傘の威力を試すにはいい機会です。

本日は江戸ガラスの黄縞紋脚付杯をアップしました。最近まで滋賀県のMIHO MUSEUMでも素晴らしい江戸ガラス(瓶泥舎コレクション)の展観がありましたが、本品も負けず劣らずの素晴らしい作品としてオススメ致します。ガラスなのにどこか人肌の柔らかさを感じさせるところがギヤマンの魅力ですが、楚々とした縞紋が愛らしくよいアクセントになっております。

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桜の開花が報じられ始めました。散歩、遊山、宴会、と結構なことですが、桜の御足を踏むのは避けたいものです。栄華がために。

今日は七宝繋丸文水滴をアップしました。桃山時代から始まった七宝装飾。江戸期にも数々の遺品がありますが、水滴の数は多くありません。繋丸文は初見のものですが、どのような硯箱に収まっていたのでしょうか。青手古九谷の作品のようなこっくりとした色合いと相俟って、大変愛らしいものです。文房具古作の面白さ、愉しさを存分にお楽しみいただける作品と思います。

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