三寒四温の日々、いかがおすごしでしょうか。

奈良では東大寺二月堂にて練行衆らの行がはじまろうとしております。今月18日には「油はかり」といって、堂司(どうつかさ)が修二会の灯明に使う菜種油を準備する重要な行事があります。

どうか祈りの声が世界にとどろかんことを。

秋の台風が到来。暴風雨の中、アップしております。くれぐれも皆様お気をつけ下さい。

本日は東大寺古材垂撥を出品しました。よく枯れた風情から優に鎌倉時代くらいはありそうですが、折々の造替で出てきたのでしょう。小振りなサイズですから小さな掛花に適しています。

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『仏は常にいませども』古美術と花と中世のうた「梁塵秘抄」より

山本野人 著

目利きの古美術収集家として知られる山本野人氏の仏教美術コレクションを中心に「梁塵秘抄」の歌に合わせて古美術と花をしつらえたエッセイ写真集を刊行致します。

平安末期、みやこで流行した「今様」をあつめた「梁塵秘抄」には、極楽往生を願う中世の人々の喜怒哀楽が詠まれています。選者の後白河院は、今様に狂い、貴賤の別なく歌を集め、何度ものどを潰しながら詠い、記録しました。

山本氏は、そうした「梁塵秘抄」の中に、仏教美術に込められた信仰に通じるこころを見出し、「遊女ささら」と古物を愛好する「おとこ」との対話というウィットに富んだ構成で、考えさせられる含蓄を含みつつ、収集の煩悩と悟りへの憧憬を面白く描かれています。

自身の蒐集品と古美術愛好から得た知見を惜しみなく披露し、研究者とは違った視点から日本美術の心象を描いたこれまでにない一冊です(宣伝文より抜粋)。

 

当店にて販売しております。ご購入希望の方は、サイト下部のお問い合せフォームよりご注文ください。

定価 7,700円(消費税/送料込)

 

完売しました。多数のお問合せ有難うございました。

 

熱波が大地を焦がしております。こんな日は遠赤外線で焦がした獣肉を喰らい、対抗することに致しましょう。

本日は蔦文水滴をアップしました。桃山期の薫りがふわりと漂う、古銅水滴の佳品です。元より鍍金はありませんが実用可能ですし、棚上(目線の高さ)に置いて花を生けても決まるでしょう。蔦文がひととき涼を運んでくれそうです。

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tsurukubi

初夏や 蝶に眼やれば 近き山 原石鼎

稚竹、羊歯/胡銅鶴首

sakura

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sakura

花は根に 鳥は古巣に 帰るなり 春のとまりを 知る人ぞなき 崇徳院・千載和歌集

桜、白玉椿

haha

天の川水蔭草の秋風に靡かふ見れば時は来にけり

万葉集

 

yaya

休みの日に大和文華館へ出かけてきました。『花の美術』というテーマで日本、中国、朝鮮の文物を展観しておりましたが、中でも国宝「寝覚物語絵巻」と重文「柿本宮曼荼羅」、鎌倉の金銅水滴は夢に出くわしたかのような素晴らしさでした。

写真はアプローチの桜。東北の銘桜から株分けされたものらしい。同館では4月15日から『国宝「松浦屏風」と桃山・江戸の絵画』展が始まります。春の奈良にお遊びください。

papa

あすはかへらうさくらちるちってくる(種田山頭火)

今年最後の桜でしょう。曇天も味わい深く、よいものですね。