haha

天の川水蔭草の秋風に靡かふ見れば時は来にけり

万葉集

 

yaya

休みの日に大和文華館へ出かけてきました。『花の美術』というテーマで日本、中国、朝鮮の文物を展観しておりましたが、中でも国宝「寝覚物語絵巻」と重文「柿本宮曼荼羅」、鎌倉の金銅水滴は夢に出くわしたかのような素晴らしさでした。

写真はアプローチの桜。東北の銘桜から株分けされたものらしい。同館では4月15日から『国宝「松浦屏風」と桃山・江戸の絵画』展が始まります。春の奈良にお遊びください。

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あすはかへらうさくらちるちってくる(種田山頭火)

今年最後の桜でしょう。曇天も味わい深く、よいものですね。

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「芝付の 御宇良崎なる根都古草 逢ひ見ずあらば 吾恋ひめや も」 万葉集

 

翁草(種)、延齢草

古銅水瓶

御売約

 

hana

「藤袴  きて脱ぎかけし 主や誰  問へどこたへず  野辺の秋風」 源実朝 金槐和歌集

 

ホトトギス、フジバカマ、ススキ

南蛮粽型花生

御売約

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「玉人の座右にひらくつばき哉」 蕪村

新羅 須恵器、古板

今日は愛猫オビーの月命日。白くてふわふわとした彼女に相応しい加茂本阿弥を一輪、新羅の須恵に。

須恵器、古板 共に売約済み

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「匂へどもしる人もなき桜花 ただひとり見て哀れとぞ思ふ」 慶政上人 風雅和歌集より

現代語訳では「美しく咲き誇っているのにそれを知る人もいない桜花よ、私が一人で見て素晴らしい風情だと思う。」となる。桜は美しく咲く、ということはしない。美しいと思う(観念を持つ)人がそこにいて、その瞬間にこそ「花の美しさ」が顕現するということなのか。

今日も店の窓からは美がこぼれ落ちております。

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「うらうらほろほろ花がちる」 山頭火

 

木蓮・枯れ葡萄

水牛角 計量器(朝鮮)