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冬晴れの休日。近所の大和文華館で開催中の『特別企画展 書の美術』へ運びました。いつ無料チケットを頂戴するのですが、チケット片手に駐車場へ入ると普段と違い(失礼!)何やら賑わしく係の人に聞くと、今日は無料招待デイとの事。「普段も来てよね〜」と想いつつ、館蔵品の三十六歌仙(小大君)や久保惣から貸借された法華経巻第一(方便品第二)の装飾経一巻、個人蔵の絵因果経断巻軸(勝利寺本)等、見応えがありました。クリスマスイヴまでやってますので、皆様もぜひ。

本日は古備前舟虫花生をアップしました。特異な形に茶人の遊び心を感じさせますが、花映りの佳さには床に相応しいサイズと工夫もあり頷首の出来。戦前に名古屋美術倶楽部の売立で世に出た品で、伝世のプロヴナンスも魅力の1つです(目録も附属します)。

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正倉院展が始まり、3連休の奈良は大変な賑わいでした。人気のある展覧会だけではなく日々貪欲に美術を楽しんでいただきたい所ですが、それは我々美術商の努力が足りないのでしょう。美術の敷居を下げるのではなく「美術は人生を賭してでも付き合う価値のあるもの」という事実を1人でも多く知っていただきたいと切に願います。

本日は土師器の丸壺をアップしました。日本人ならば心の何処かにしまい込んでいる「紅(あか)色」。夕焼けはなぜ美しいか、という答えをも孕んでいる気が致します。古墳時代の作ですが綺麗に残っております。

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颱風一過の奈良。蒸し暑さが戻ってきました。今日は休日でしたので香雪美術館『悉有仏性』後期の展示を拝見。コレクター佐藤氏の透徹した眼を感じられる前期共々愉しい展示でしたが、中でも古瀬戸の印花の壺と春日曼荼羅、水分神社伝来の子守明神懸仏には思わず目が細くなりました。よい気分のまま梅田で途中下車し「ダニエル」のカヌレを購入。自宅で美味しく戴きました。

本日は古瀬戸水滴をアップしました。同時代の水滴は印花の作品が多いのですが、針で突いたようなポップで面白い文様が気に入り仕入れました。二箇所にホツレがありますが釉のツヤも上々、古材を敷いて道端の花を一輪生けるだけでも十分遊べると思います。

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暑中お見舞い申し上げます。側溝の水で脚を冷やす「鹿の冷足」は奈良の風物詩となりつつあります。

本日は志野織部の振出をアップしました。織部の徳利をそのまま短形にしたような愛らしさが信条ですが、鉄絵も豪快でこなれておりミニチュア愛好家には堪らない品ではないでしょうか。頸の呼びは残念ですが色味がよく合っており少なくとも違和感はありません。香煎容れ、一輪挿しとしてもお楽しみいただけます。

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大暑を迎え、いよいよ猛暑と思いきや関東地方では冷夏のごとく。出張は楽でよいものの、水不足は心配ですね。同じゲリラ豪雨が降るなら街にではなく山間に降ればいいのに、と思いますがゲリラ豪雨はいわば「人災」ですから、街が対象なのでしょう。また山間に降ったら降ったで早期開梱の森は根が浅く、大量の雨水を貯えることなく地滑りだけ起こってしまう。なかなかうまくいかないものです。

さて今日は古瀬戸水滴をアップしました。恐らく最小サイズの水滴ですが、印花文、窯変、土味など見所に尽きません。瑕多めですが、座辺に転がしておくだけで客人に「おっ」といわしめる中世古窯の佳品です。

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奈良は春の祭典「修二会」の準備が始まりました。黙々と準備を進める僧侶のお姿は、それだけで美しいもの。二月堂横には松明に献納された竹が並んでおります。

本日は古信楽踞をアップしました。久々に美しい踞を仕入れることができ、皆様に御覧いただけるのを嬉しく思います。あばたが表出した渋い膚ですが、水を打てば表情が一変します。「信楽の掛花はこれ一つでよい」と思わせてくれる、素晴らしい品です。

Ko-Shigaraki Vase (15c / Muromachi period) H. 115mm

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