奈良では花吹雪に花筏。春は次のステップへと移った模様です。昨日は信楽のミホ・ミュージアムで龍光院伝来の道具を拝見してきました。曜変天目は大変な混みようで落ち着いて拝見できませんでしたが、津田宗及の茶杓や龍光院井戸に思いのほか打たれました。5/19まで開催されております。

本日は信楽入隅鉢をアップしました。織部の影響を受けた遠州時代の作品ですが、ゴリッとした造形感覚には「信楽らしさ」に溢れており料理や菓子を選ばず映えると思います。見込の干割れ(窯瑕)もかっこいい一品です。

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奈良博では明日から『国宝の殿堂/藤田美術館』展が、大和文華館では『茶の湯の美術』展が本日より開催されます。藤田美術館の蔵品のレベルはいわずもがな、よいものが出ております。また大和文華館は原三渓旧蔵の品が多くレベルの高い茶道具が揃っておりますので、ぜひ春の奈良へお遊びくださいませ。

本日は絵志野猪口をアップしました。色は淡雪のように白く、頃合いのサイズ感。大窯らしい柚膚も魅力的です。このような品を持つとどうにも手放し難く、、でも次の方へバトンタッチいたします(←何がいいたいのやら、、)。

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昨夜イチロー選手の現役引退会見を試聴しましたが、地位に一切驕ることなく、冗談を交えながら誠実に会見に臨む姿は一人の人間としてあるべき姿を示唆していたように思います。誰彼人生の長短なく、いけないことは「いけない」と看破し、慎重に言葉を選びながら質問者と対峙した1時間超の会見。最後までプロフェッショナル、だなぁと感じた次第です。

本日は初期伊万里青磁筒向付をアップしましたが、ブログを更新する前に御約定となりました。

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平成最後の師走、特にコレといった感慨もなく過ぎ去っていきます。歴史的に「平」字のつく元号にはロクな事がありませんので元号が変わることには賛成ですが、時の政権で誰か止める方はいなかったのが不思議でなりません。永い歴史を「鑑み」ることにもう少し向き合っていただく、今年の筆を置きたいと思います。

本日は今年一年の御愛顧に感謝し「特別出品」として古信楽旅枕掛花生をアップしました。古信楽が茶室にとって最上の花生、とはいいませんが矢張り花を呼ぶものとして後世に伝えられてゆくべきでしょう。小さな踞と同様に大変に希少な花生ですが、花を生け水分を含むことで田舎者の肌が気骨に満ちた存在感を放ってきます。古信楽ファンにとってはリファレンス的存在の『時代別 古信楽名品図録(光工芸出版)』に載る所載現品であることも嬉しく、無冠無銘の名品といっても過言ではないと思います。

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紅葉を経て、冬の街角です。美味しいおでん、このキーワードだけで頬に紅が差すのは私だけではないでしょう。

ブログのアップ前に売約となってしまいましたが、本日は元祥瑞の八角碗をアップしました。「元祥瑞」とは古染付から祥瑞へと至る、プロトタイプの作品のこと。古染付の特長を遺しながらも鮮やかなコバルトやゴマ土の畳付、在銘の高台等、祥瑞の特長を具備した作品です。このサイズは茶碗には中途半端と思いがちですが逆にお茶のみならずコーヒーや割酒にも向き、手にする頻度が高いのも魅力です。

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今秋の目白コレクションも好評のうちに幕を下ろしました。御来場下さった皆様、ありがとうございました。この場を借りて御礼を申し上げます。

本日は古備前茶碗をアップしました。「茶陶古備前」作品中にあって非常に珍しいのが茶碗。これは遠州時代の作品ですが、古格があり端正な存在感が感じられます。古備前鑑定家の桂又三郎氏の鑑定書を具備した、類い稀な伝世茶碗です。

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店裏の桜葉が照りはじめました。災害の多い年だった(まだ油断ならぬ、ですが)だけに、何だかホッとする心地です。鹿も落ちはじめた団栗をむしゃむしゃ、冬支度に入りました。

本日は古丹波杯をアップしました。奈良の数奇者であった河瀬洋三氏の旧什。小さく愛らしい形ながら侘びた風情が感じられ、往年の氏の姿を見ているよう。随分と酒を吸ってきたのでしょう、すべすべの伝世膚です。

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残暑お見舞申し上げます。

近年顕著なのが、気温のレコードを塗り替えるほどの夏を招いておきながら立秋になったとたんに気温が「ストン」下がりツクツクホウシが鳴きはじめること。嬉しいような気持ち悪いような。しかし皮膚が焦げるよりはよいのかも知れません。

本日は猿投小徳利をアップしました。手許で平安の優美なラインを味わえるためか猿投の「手付徳利」は仏教美術ラヴァーを中心にいまだ高い人気を誇りますが、本品は把手を外しそのまま縮小したかのような稀にみる小品です。130ccしか入りませんが花を一輪を呼ぶにふさわしく、また小さめの義山杯と合わせれば過ぎゆく夏を惜しむには恰好の設えとなることでしょう。

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状況が状況だけに盆地である奈良の物見遊山は目に見えて減っていますが、チェックアウトの制限で宿泊施設から放り出された観光客のお気持ちたるや、同情します。多少でも冷房の効いている商店街へ飛び込むのは自然の成り行きかと。もうすぐ側溝で脚を冷やす「納涼鹿」が見れるはず。

本日は難波焼の輪線三角杯をアップしました。大坂の知られざる窯で茶陶を中心に洒落た作品を焼きましたが、短命だったことと先の大戦で焼失してしまったことが悔やまれます。こんなに斬新なカタチでも使い心地は最高!おまけに縞柿の蓋が付属しており替茶器としても使用できます。仁清の作風薫る、垢抜けた佳品です。

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梅雨もラストスパート、盆地の奈良らしくスチーミーな毎日です。

本日は初期伊万里の幾何学文筒茶碗をアップしました。茶道具の製作で名高い「百間窯」の作品で、市松や七宝繋などの幾何学文で構成された愛らしい筒茶碗です。「呉須の流れた茫洋とした景色が日本人の心にすっと馴染んでくる」と書くと、欠点を昇華させただけといわれそうですが、本当にそうなのでしょうか。真に茶味のある、初期染付の佳品です。

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