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暑中お見舞い申し上げます。側溝の水で脚を冷やす「鹿の冷足」は奈良の風物詩となりつつあります。

本日は志野織部の振出をアップしました。織部の徳利をそのまま短形にしたような愛らしさが信条ですが、鉄絵も豪快でこなれておりミニチュア愛好家には堪らない品ではないでしょうか。頸の呼びは残念ですが色味がよく合っており少なくとも違和感はありません。香煎容れ、一輪挿しとしてもお楽しみいただけます。

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今週初めは韓国はソウルへ出張でした。蒸し暑さも最高潮。体のために?辛いもの、甘いもの、酸っぱいものをたらふく食べた後は冷風の効いた国立中央博物館で眼福。佳い3日間でありました。

本日は古染付の花虫文四方向付をアップしました。古染付は明時代末期の極短い期間に製作されたものですが、案外細かい編年が存在します。無論、後になる方がボディに力感がなくなり、筆も呉須も甘く、見所の虫喰いまで貧弱になっていきます。本品は注文手の厚手作品が作られた盛期のものでボディの力感や筆致等が申し分なく、比較的大きさもありますので薄茶の菓子皿としてもお使いいただけると思います。

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本日は青織部水滴をアップしました。銅緑釉を総掛けにした所謂”総織部”の手の水滴ですが、天面に描かれた謎のペンタゴンが蒼い窯変と相俟って不思議な雰囲気を醸し出しております。発掘伝世にしては状態もよく、職人に鬼更紗の仕覆を縫ってもらいました。日本の文房具を蒐めていらっしゃる方はもちろん、間違いのない美濃古窯、織部の作品を持ってみたいという方にもオススメできます。

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青花の会骨董祭は選りすぐった希少な品から、安価だけれども店主拘りの道具まで約30点を展示即売いたします。本日から開催日直近まで、いくつか出品物を御紹介して参りますので御期待ください。10、11日の各店のオススメ品は青花の会骨董祭のインスタグラムでも紹介されておりますので、そちらも併せて閲覧ください。

本日は八代の三島皿五枚組をアップしました。唐津を代表選手とする九州陶の中にあって比較的品がよい印象の八代。愛らしい上使い勝手もよく、日々の食卓では重宝すると思います。

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5月5日、こどもの日。雲間に鯉が泳ぎ、非常に気持ちよい奈良の空です。例年よりも人通りが多く、鹿も目を丸くしているのではないでしょうか。

本日は古染付の松竹梅図筒茶碗をアップしました。時節柄、竹を正面に撮影しましたが、季節に応じて正面を決めることができるのも本碗の魅力です。膚のアガリや釉の発色が理想的で「いつかは厚手の古染付茶碗を」とお思いの方にもオススメできます。掌にすっぽりと収まる絶妙なサイズ、早春から晩秋まで広くカバーしてくれる懐の広さが魅力の佳碗です。数奇者愛慕の桐箱に一閑貼の挽家も附属。

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新緑が目に眩しい時節です。膝におべんと、が似合うのは秋よりもこの頃でしょう。みんな仲良く、平和が一番。

本日は唐物香合(永楽作青磁蓋補)をアップしました。唐物茶入と同じ頃製作されたと思しき小壺に京都の陶芸家、永楽家が蓋を補った愛らしい香合です。この渋い壺に蓮を象った青磁を合わせたところが数奇者の遊びを感じさせて微笑ましい限り。極メも附属、筋のよいお品です。

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今日は久々に何もない休日。SAKURAのトンネルの下でおはぎを食べてきました。はらはらと舞う、天女の箔が切なく、また美しいものでした。

本日は京焼の円筒水滴をアップしました。京焼の水滴は珍なるものですが、まずその愛らしい意匠に好感を持ちました。真っ黒になった文机の天板に似合いそうな佇まいです。意匠愛らしく、実用に叶うのも嬉しいところ。

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店裏の桜は七分咲き。今日は午後から雨とのこと。散るなよ。

本日は古備前茶入をアップしました。小振りで愛らしい茶入ですが桃山茶陶の豪放さを味わえます。口造りと肌合いの素晴らしさは本時代ならではのもの。小さなサイズですので唐物茶籠に仕込むのもアリかと思います。得難い「伝世」古備前茶入です。

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三寒四温、まだ冬服が手放せません。それでも花の薫りが風にのって漂ってきたりすると、脳から「芽生え指令」が放出されてヒトも動物の一部だと感じる次第。同じ人類が共存を否定する昨今、世界一の「厄介動物」でもありますが。

本日は黒唐津徳利をアップしましたので御覧下さい。高台が荒れておりますが正真正銘の「伝世一合徳利」です。黒唐津は一見地味に映りますが、艶やかな釉ムラなどは官能的ですらあります。奈良の数奇者であり関西古美術界の重鎮であられた、河瀬洋三翁の旧蔵品です。

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新年恒例の展示会が無事に閉幕いたしました。毎回展示テーマを考え、品を集める苦労があってもたくさんの方にお運びいただき、お気に入りを見つけて頂くことで労苦を忘れます。転じて次回に備え今年も精進して参ります。この度は本当に有難う御座いました。

本日は古唐津振出をアップしました。平戸系牛石窯の掛け分け小徳利ですが、振出に使用できる品は却って希少です。穴の直径も大きく金平糖を難なく転がり出せ、また小さな徳利としても価値があります。小さくとも「叩き」の技法で薄く作られ、案外入ります。膚も艶やかで傍にあるだけで気持ちよく「伝世の品は(発掘品の)3倍出しても買え」といわれるのも納得です。

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