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いよいよ師走。一年で溜まった残滓は、禊(みそぎ)の心境で処分したいものです。毎年の年賀も面倒な作業ですが、これも禊と思えば少しは作業もはかどる?のかも。

本日は鍋島青磁写しの筒向付をアップしました。幕末以降の伊万里による写しですが作行きが良く、鍋島藩が目指した品格の高さを味わうことができます。酒のみでは勿体ない、日常に多用できるのも嬉しいところ。

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今年の紅葉は色付きがイマイチかな、と思ってましたが特に銀杏は目を楽しませてくれました。暦の上では冬となり、これからは落ち葉の絨毯が楽しみです。

本日、古越前の筒花生をアップしました。越前といえば鉄漿(おはぐろ)壺が有名で、古民藝好きのする花生としてもてはやされております。本品は最初から花生として製作された珍しいもので、竹を模した形状といい古格があります。

Flower base of Echizen-Pottery. Created in the 17-18th century.

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奈良博で『白鳳展』が始まりました。まだ未見ですが、きっと溜め息まじりで歩を進めることになるでしょう。また向かいの氷室神社では氷の奉納とのこと、かき氷屋が軒を連ねており。奈良は山の人手です。

今日は弥生小壺をアップしました。発色が綺麗で白い「抜け」が愛らしい、上手(じょうて)の作。落としを用いて花を生けるのもよいですが、そのまま鑑賞しても十分「花のある」弥生土器です。

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古伊万里の横縞文猪口をアップしました。シンプルな横縞文は舶来の裂の模様をヒントに創造されたといいます(焼物では織部の筒向付あたりから登場しますね)。本来は向付の一種だった「猪口」は後年「蕎麦猪口」として人気を博すわけですが、創世期のものには力が漲っております。数の少なさ故、近年はすっかり市場から姿を消してしまった「古伊万里の」横縞文猪口。この機会に是非どうぞ。

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花の話題が途切れる頃、ドクダミの花が一斉に天を仰ぎ、いよいよ夏の入り。前途、湿気た匂いがふわりと漂い、天の水にうれしさかなしさが綯い交ぜる。あぁ、梅雨かと雲間を見上げると、軒には「天晴」と蜘蛛が巣作りに忙しい。

本日は唐津の片口盃をアップしました。機織の油差しだった小さな片口は、何時しか数奇者により盃に出世しました。吞みにくいのでは、と考える貴方。是非お試しを。

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さやさやと優しい春の雨が、桜の謳歌をそっと包み込んでおります。ミスター・ウェットと賞賛された奈良を代表する写真家、入江泰吉は万葉集に学び花を撮り続けた巨人でしたが、露に濡れる葉や石を見つめていると、本来的に日本の美は湿り気とは無関係ではおれない、ということがよくわかります。茶室へと続く路地の清らかさ、拭き清められた茶碗の息づかい。年中「ファイン」を尊ぶ西洋式では、喉が渇いて苦しそう。

今日は乾山の草文茶碗をアップしました。蔓草文の意匠のモダンさは既に200年以上前に構築した乾山窯の目線の高さを感じさせます。薄茶の映りも申し分なく、日本人に生まれたことを誇りに思える美しい茶碗です。

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奈良は冬枯れの様相です。明日からは雪の予報。春直前、最後の寒波が猛威を振るい、いじいじとつま先を脅かします。足下の温風機が故障すれば、きっと私の足首は溶けてなくなってしまうことでしょう。

今日は目にも温かな弥生土器の壺をアップしました。全身、見事な茜色。「これこそが日本の色だよな。」と膝を打ち乍ら、風流の欠片もない米麺のスープを飲み干した午後3時。眼前の朱い玉が消え去るのは惜しい気持ちで一杯ですが、皆様からのアクセスをお待ち申し上げております。

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仕事初めから2日目、来週の土曜日から始まる展示会へ向けて準備をしておりますが、梱包作業って本当に大変ですよね。大きさを合わせて箱を細工したり、どのようにクッションさせるか等々。そういえば先日の韓国で郵便局に立ち寄った際、梱包のプロに出くわし暫し唖然。みるみると内容物に合わせて箱ができ上がり、ものの5分で完璧な梱包が完了。これこそ職人ワザ!と拍手を送りそうになりました。

さて本日は古八代の筒茶碗をアップしました。高麗青磁の狂言袴をそのまま写した珍なる茶碗です。伝世品で膚もつややか。少し贅沢ですが、毎日の湯呑み茶碗としても良いでしょう。

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お知らせが遅くなりましたが、八代の鉄釉筒杯麦藁の鳥餌入れ(瀬戸)をアップしました。八代筒杯は写真よりももう少し明るい印象で、時節の燗酒にもってこい。瀬戸の鳥餌入れは麦藁手の愛らしさ、杯に見立てられるのも魅力です。

何れも手頃なアイテムですが、価格以上にご満足いただけるものと思います。

八代筒杯はご売約

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11月に入ったとたん、暖かな(暑い)日和が続き面を喰らっておりましたが、ようやく初冬らしくなってきました。正倉院展は毎日大盛況、週末の午後は平均2時間待ちでしょうか。せっかく宝物を見る前に嫌になってしまいますね。

さて本日は絵志野の筒向付をアップしましたので御覧下さい。蒔絵の直しがあり瑕も散見されますが、本歌志野の魅力が堪能できる逸品です。

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