青花の会骨董祭 2020 出品 14

七宝水滴、引き手(江戸時代・17世紀)

W. 4.6cm (top)
A catch and water drop, choisonne (Shippoyaki) type
Copper
Edo period, 17th century

青花の会骨董祭 2020 出品 12

染付水馬香合(明時代・17世紀)

W. 4cm
Incense container, porcelain painted with underglaze blue; design of horse, kosometsuke type
Ming dynasty, 17th century

青花の会骨董祭 2020 出品 5

堆朱 銚座(清時代・17世紀)

D. 11cm
Carved lacquer small plate with design of bird and flower
Qing dynasty, 17th century

青花の会骨董祭 2020 出品 3

鉄地金銀象嵌 重ね本形香合(朝鮮時代・19世紀)

W. 7.3cm
Incense Case
Iron with books design in inlaid gold and silver
Korea, Joseon dynasty, 19th century

東京国立博物館が蔵する東洋美術の逸品が、新たな美術書として結実しました。撮影は写真家の 六田知弘氏。六田氏はシトー派のロマネスクを切り取った写真集『石と光』をはじめ、2014年に大阪市立東洋陶磁美術館で開催された『蓮-清らかな東アジアのやきもの × 写真家・六田知弘の眼』の展覧会でも知られる写真家で、今春には慶派をはじめ宗教美術の真に迫った展覧会『仏宇宙』が相田みつを美術館で開催されたことが記憶に新しく、美術の分野を中心に数多くのキャリアを重ねられております。

今までの国立博物館の史料(図録等)はどちらかというと学芸員目線、つまりフラットで陰影を限りなく排除した写真が用いられ印刷や編集などにも残念な点を感じていたのですが、本書は東京国立博物館のオフィシャルな作品集でありながらもアートブックとしての矜持があり、六田氏の優れた美意識と鋭い目線で切り込まれた写真には古美術愛好家を自認する方にはおもわず唸ることうけあい。そっと手で触りたくなるような柔らかさにみちていながら、墨の濃淡や漆の断文など単眼鏡でみるような鮮烈さをも併せもっております。美術品が展示会場でみせる<あるべき貌>をレンズに透過しつつ、深遠な六田氏の世界観が表現された、購読必定の一冊です。

秋の台風が到来。暴風雨の中、アップしております。くれぐれも皆様お気をつけ下さい。

本日は東大寺古材垂撥を出品しました。よく枯れた風情から優に鎌倉時代くらいはありそうですが、折々の造替で出てきたのでしょう。小振りなサイズですから小さな掛花に適しています。

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秋刀魚の匂いがただようのは高級住宅街のみ、とは寂しいかぎり。虫の音をききながら、窓の人は雑魚の有難味をかみしめるのであります。

本日は青織部杯をアップしました。直しが多いですが、口縁のみで古陶ファンには御海容いただける範疇でしょう。特に青織部の酒杯は希少ですから、完品を求めることができるのは盲亀の浮木。小さなサイズもうれしく、永く愛せる杯です。

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本日、関西はようやく梅雨明けしました。観測史上3番目に遅い梅雨明けだそうで、これよりも遅い梅雨明けってあったんだ!とプチ発見でした。

本日は和蘭陀色絵茶碗をアップしました。旧手の日本伝世であまりみない書き込みのある茶碗ですが、頃合いのサイズにて抹茶茶碗としてもお使いいただきたい品。見込や縁に共直しがありますのであまり使用すると剥がれてくる恐れもありますが、なんだか使いたくなるデルフトです。

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奈良県は緊急事態宣言が解除されましたが、かわらず人が少なく奈良博も閉館したままですので当店も今月末まではお休みを頂戴いたします。お近くにお立ち寄りで店を見たいという方は別途ご連絡ください。善処いたします。

本日は青唐津茶碗須恵花生をアップしました。須恵花生は山陽から瀬戸内にかけてみられる瀟洒なスタイルで、備前焼の祖である古窯で焼かれたものでしょう。片身替わりで土錆が付着し、面白い景を得ております。青唐津茶碗は「これでもか」というくらい蒼い灰釉が魅力的。瑕気もすくなく所謂<掘り唐津>の手だと思います。見込にでべそのような火ぶくれがありますが、茶筅の振りも問題なく抹茶碗として御使用いただけます。

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世界的な細菌禍でほとほと参ってしまいますが、こんな時こそ美しいものを眺め、また新たな指針を立ててゆきたいものです。世界経済はこれから未経験のゾーンに突入してゆきます。何を省き、何を大事にしていくか。これは人間の使命なのですから、それぞれが深く考え実行してゆきましょう。生意気いうようですが、これこそが「センス」なのですから。

本日は古九谷青磁の栄螺と上方泥絵をアップしました。上方泥絵は関西美術商の重鎮、瀬良石苔堂主人・瀬良陽介氏の旧蔵品。所謂コッテリな江戸系泥絵と比して淡白な画風ですが、これこそが大津絵に通じる本当の「民衆芸術」ではないでしょうか。古九谷青磁は風変わりな栄螺形です。小向付であろうと思うのですが、盃によし、茶釜の蓋置によしと楽しみが多いのも魅力。アガリも上々、掌上で存分に楽しめるかわいいやつです。

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