_DSC0008

昨年から秋の訪れが早くなった気がします。まだ油断はなりませんが「ストン」と夜が涼しくなる感じは子供の頃の夏のようでどこか懐かしい。今迄の厳しい残暑はなんだったの?という感じですが、嬉しいことです。

本日は織部の蓋物をアップしました。本歌に補作した「コラボ作品」が好きなのですが、これは蓋が織部の桃山本歌、樂家九代の了入が身を補作しております。昔日のよい品を大事にする心が嬉しいですね。桃山伝世の織部の蓋だけでも希少です。

sold

_DSC0009

暑中お見舞い申し上げます。側溝の水で脚を冷やす「鹿の冷足」は奈良の風物詩となりつつあります。

本日は志野織部の振出をアップしました。織部の徳利をそのまま短形にしたような愛らしさが信条ですが、鉄絵も豪快でこなれておりミニチュア愛好家には堪らない品ではないでしょうか。頸の呼びは残念ですが色味がよく合っており少なくとも違和感はありません。香煎容れ、一輪挿しとしてもお楽しみいただけます。

sold

_DSC0002

今週初めは韓国はソウルへ出張でした。蒸し暑さも最高潮。体のために?辛いもの、甘いもの、酸っぱいものをたらふく食べた後は冷風の効いた国立中央博物館で眼福。佳い3日間でありました。

本日は古染付の花虫文四方向付をアップしました。古染付は明時代末期の極短い期間に製作されたものですが、案外細かい編年が存在します。無論、後になる方がボディに力感がなくなり、筆も呉須も甘く、見所の虫喰いまで貧弱になっていきます。本品は注文手の厚手作品が作られた盛期のものでボディの力感や筆致等が申し分なく、比較的大きさもありますので薄茶の菓子皿としてもお使いいただけると思います。

sold

_DSC0010

青花の会骨董祭も幕引き、ぼうとしてたらもう6月後半です。カラカラの様相を呈した奈良に必要なのは、恵みの露と知性なのかも知れません。なんちゃって。

本日は薄瑠璃瓢徳利をアップしました。清時代初期の作品だけあって気品と柔らかさが同居し、日本人の心の襞にもすっと馴染んでくれそうです。徳利、としましたが涼しげな色の金平糖を容れて振出としても生きるでしょう。千変万化する薄瑠璃色は見飽きることがありません。

sold

_DSC0007

5月5日、こどもの日。雲間に鯉が泳ぎ、非常に気持ちよい奈良の空です。例年よりも人通りが多く、鹿も目を丸くしているのではないでしょうか。

本日は古染付の松竹梅図筒茶碗をアップしました。時節柄、竹を正面に撮影しましたが、季節に応じて正面を決めることができるのも本碗の魅力です。膚のアガリや釉の発色が理想的で「いつかは厚手の古染付茶碗を」とお思いの方にもオススメできます。掌にすっぽりと収まる絶妙なサイズ、早春から晩秋まで広くカバーしてくれる懐の広さが魅力の佳碗です。数奇者愛慕の桐箱に一閑貼の挽家も附属。

sold

_DSC0007

新緑が目に眩しい時節です。膝におべんと、が似合うのは秋よりもこの頃でしょう。みんな仲良く、平和が一番。

本日は唐物香合(永楽作青磁蓋補)をアップしました。唐物茶入と同じ頃製作されたと思しき小壺に京都の陶芸家、永楽家が蓋を補った愛らしい香合です。この渋い壺に蓮を象った青磁を合わせたところが数奇者の遊びを感じさせて微笑ましい限り。極メも附属、筋のよいお品です。

sold

_DSC0008

店裏の桜は七分咲き。今日は午後から雨とのこと。散るなよ。

本日は古備前茶入をアップしました。小振りで愛らしい茶入ですが桃山茶陶の豪放さを味わえます。口造りと肌合いの素晴らしさは本時代ならではのもの。小さなサイズですので唐物茶籠に仕込むのもアリかと思います。得難い「伝世」古備前茶入です。

sold

_DSC0009

4月15、16日に開催される目白コレクションに出店いたします。春から初夏にかけては気候もよく、各地で骨董の催事が「目白」押しですが、その中でもメジコレは全国から選りすぐりの若手業者ばかりですから、品の確かさ、面白さでは他を圧倒していると思います。順次情報をアップして参りますのでお楽しみに。

本日は阿蘭陀兜巾茄子香合をアップしました。形物香合番付の西二段目に登場する古染付の兜巾茄子香合を写した、極めて珍しい作例です。黄色い茄子をみて最初は「ん?洋梨かな」と思ったのですが、絵に見覚えがあり記憶を頼りに図録を紐解いてみるとやはり兜巾茄子が本歌でありました。しかし、そんな情報を取り除いてもデザインがポップで愛らしい、まさに阿蘭陀らしい品です。

sold

_DSC0010

昨日は静岡出張。駅を下りたとき「暖かいなー」と思っておりましたが暫時、颱風のような雨風が地面を叩き付け、外では「キャー」だの「ワー」など大騒ぎの様相。正体は春一番、強烈な春の訪れでした。

本日は古染付の人面桃花物語図向付をアップしました。<人面桃花物語図>とは明時代に流行した雑劇。春らしい淡い恋物語です。同手の変形厚手向付としては一回り大振りで、菓子皿としても大活躍することと思います。

sold

_DSC0015

店裏の鑞梅が満開にて、大家さんにお願いして一枝お頒け頂きました。店に置いてある室町時代の大振りな古銅水瓶に早速生けたところ、店全体に春の薫りが漂い心浮き立つ心地でした。

そんな時節に梅形香合をアップしました。石州流鎮信派の茶人でもあった堀丹後守直尭伝来の品で、竹節と木を組み合わせた変化球の唐物香合です。大名道具の格の高さを感じますが、蓮花に燕という日本的なモティーフには得もいえぬ味わい深さと美しさがあります。また五弁の梅形が愛らしく茶会でも話題になるのではないでしょうか。信州の数奇者、松谷和男氏の旧蔵品。

sold