いっきに入梅しました。今年は春の記憶がないもので、冬からタイム・マシーンに乗ってきたかのよう。少しずつ街には人影が戻りつつありますが、まだ目線に膜が張りついたような奇妙な心持ちがつづきます。

本日は李朝文字絵軸をアップしました。朝鮮儒教における四維八徳のうち「恥」の字をグラフィカルに描いたものですが絹本に描かれた文字もやわらかく、色彩も渋いため一段旧い作品と思います。丸窓をはいした軸装も洒落ており、民藝民藝せず飾っていただけます。

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新型コロナの活動がどうやら本格的になってきた模様。世界的な流行であることは火を見るより明らかなのですが、何より未経験で収束の先が見えない不安感が世界を覆ってしまっているのは如何ともし難い事実。まずは個人のモラルが大事です。偽の情報に惑わされず「自らがよく考えて」行動することが、結果的に人を傷つけずまた収束を早めるのではないでしょうか。

本日は鉄砂梅鉢文小壺李鳳梧作の絵刷毛目杯の2点をアップしました。絵刷毛目杯の鳳梧氏は夭折した作家。本歌を手本としながらも自然の発露を大事にした作家でした。殆ど未使用。綺麗な状態です。小壺は元来筆洗ですが、時代の蓋が附属しており内海茶入としても見立てが可能です。愛らしい梅鉢文(九曜文)がアクセント、花を生けてもグッドです。

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今年最後の(?)猛烈な台風が近づいております。コース次第では東日本付近にも上陸するでしょう。皆様のご無事をお祈り申し上げます。

本日は黒高麗徳利をアップしました。初期手の品は高麗時代の風がよく遺り、端正な姿形と深い釉色が魅力です。サイズよく独酌にもってこい。片口隆盛の中、徳利はやや人気がありませんが矢張りよいものです。

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夢うつつの春霞。その霞の正体は、、止めときましょう。

本日は蕎麦手杯をアップしました。蕎麦茶碗と似たマットな鼠膚は酒を吸うことで、より色香を放ちます。小なれども手取りは重く古格があります。ヘラ切り離しの美尻も見所。

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はらはらと舞う花弁。川面をすべる桜もよいものですね。

本日は鉄砂面取水滴をアップしました。木蓮でしょうか。生け花が水滴いっぱいに描かれており、朝鮮陶磁の美質がギュッと詰まっております。面取が九角というのも如何にも。少し灰上がりではありますが、愛らしい絵のベースとして美的に寄与しているといえば言い過ぎでしょうか。

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各地に雪多く、試練の冬となっております。寒さは仕方ないと諦めもつきますが、毎日スコップを振り下ろすご苦労は想像に難くありません。一日も早く暖かな日が訪れますように。

本日は平斗々屋茶碗をアップしました。平ですから春から初秋にかけてお喜びいただけるものですが、数ある斗々屋の約束を具備し、掌に吸い付くようなフィット感は茶のおいしさを余すことなく享受できるでしょう。窯変に乏しい本碗ですが却って茶映りよく、使い込むことで深まる色艶も期待できます。永く付き合える高麗茶碗をお探しの初心者の方にも自信を持ってオススメします。

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振り返ると、もう立秋。確かに外は暑いのですが頬を撫でる風が微かに秋を含んできたかな、という感じです。お盆の熱狂的な混雑は去りましたが、大陸の言葉で埋め尽くされているのは相変わらず。然し天平の頃も案外こんな感じだったのかも知れません。

本日は分院の青花明器をアップしました。明器らしいミニチュアサイズの皿ですが、珍しく呉須で桃が描かれています。死してもなお、不老不死を願ったのでしょうか。アガリよく愛らしい作品です。

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入梅の気配が濃厚です。緑の光線が眩い当節には暫し休憩、といったところでしょうか。先だってお知らせした『青花の会 骨董祭』が近づいて参りました。工芸青花のインスタグラム等で各店の出品物の写真が掲載されておりますので、是非御覧下さい。当店が展示する品は全て新出のものです。どうぞ御期待ください。

本日は白磁明器をアップしました。李朝前期の白磁明器ですがアガリ良く、前期白磁の美質がギュッと詰まったお品です。サイズ小さく蓋と身は一体ですので実用はできませんが、紙鎮や棚飾りにされると良いと思います。「たかが明器」と侮るなかれ。このレベルはちょっと有りません。

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『目白コレクション 2016 秋』にご来場頂き、有難う御座いました。数多くのお客様に恵まれ大変充実した2日間でしたが、私的には少なからぬ課題も頂戴しました。一歩一歩クリアして参る所存ですので、引き続きご愛顧賜りましたら幸いです。

本日は堅手盃をアップしました。深まる秋、燗酒が恋しい時節であります。見処に富み、また釉がかりも薄いため育ちの楽しみもあります。シンプルな盃ですが、案外このようなものが手放せなくなるものです。

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いよいよ9月も了。「8月が終われば年末までジェットコースター」と巷では囁かれますが、奈良は10月下旬より正倉院展が、12月半ばからは御祭が始まるので特にその感が強い。昼が短くなるのであれば、せいぜい長くなった夜を楽しもうではありませんか!

今日は三島徳利をアップしました。通称「赤肌」と呼ばれる高麗青磁(初期三島陶)の一群は、窯中の酸化焼成により稀に現れる異端児です。しかし赤楽茶碗のような雅味があり、茶席では人気者。首の傾きも酒を誘います。

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