_dsc0001『目白コレクション 2016 秋』にご来場頂き、有難う御座いました。数多くのお客様に恵まれ大変充実した2日間でしたが、私的には少なからぬ課題も頂戴しました。一歩一歩クリアして参る所存ですので、引き続きご愛顧賜りましたら幸いです。

本日は堅手盃をアップしました。深まる秋、燗酒が恋しい時節であります。見処に富み、また釉がかりも薄いため育ちの楽しみもあります。シンプルな盃ですが、案外このようなものが手放せなくなるものです。

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いよいよ10月。今年も『目白コレクション 秋』が開催されます。今年は写真の絵志野半筒をはじめ古染付厚手皿、味わいの李朝工芸や愛らしい蕎麦猪口等、持ってて嬉しく満足感の高い品々をお求めやすい価格で提供します。まぁメジコレはお祭りですから楽しくないとね!我々骨董商一同、当日ギリギリまで仕入れに奔走しておりますので深秋の目白に是非お運びください。イベント詳細は→

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◎目白コレクション出品

鎌倉時代(13世紀)の密教法具図像です。この三昧耶形を描いた愛らしい断片は、現代美術家の杉本博司氏所蔵の密教法具図像(右側写真)のツレと思われます。現在は簡素な額に収まっておりますが、裏打ちはされておらず退色がないのも嬉しいところ。お求めいただいた方には杉本氏の左記作品を収めた書籍(『歴史の歴史』展図録)もお付けします。

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◎目白コレクション出品

天文辛丑(1541年)の年号が墨書された鍍金懸佛です。押出の技法で造られた佛像やその他の装飾品は比較的厚い鍍金に覆われており、背景の緑青とのコントラストが絶妙。背板(木製)もオリジナルです。

径 330mm(桐箱附)

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◎目白コレクション出品

李朝後期の小机です。元は祭器と思いますが飾り台として、または宴の助けとして優秀です。全てオリジナルの部材で状態とウブ味はご評価いただける事と思います。

李朝小机(19世紀) 幅 355mm 48,000円

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◎目白コレクション出品

伊万里網手杯。瀬津巌著『掌の美』(新潮社)のp.140にも類品が所載されており、懐かしいと思って下さる方も2〜3人はいらっしゃるのではないでしょうか。無疵で五客揃ってますが、昨今なかなか五客では売りづらいのでバラして売る事も考えています(ただし「五客で欲しい!」という方には割引価格でお渡しします)。

伊万里網手杯(江戸中期) 一客 25,000円

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店の窓からみえる老桜の葉が色づき始めました。ここから年の瀬まではまるでジェットコースター。心せねばなりません。

本日は菊蒔絵錫縁香合をアップしました。菊と秋草が香わしい、枯淡の香合です。名残の炭手前はもちろんですが、小さな作行には通年愛したくなる風情が漂います。近頃「一目置ける」錫縁香合には出会えなくなりました。この機会にどうぞ。

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秋の逢魔時。いつみても懐かしい。

 

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9月の最後に朝鮮時代の響銅薬匙をアップしました。高麗の響銅(砂張)製匙は比較的数も遺っておりますが、朝鮮時代の旧い匙は珍しいと思います。その優美なデザインは手に取るだけで多幸感に包まれますが、茶箱(籠)用の茶杓として生かしてみるのも楽しいでしょう。

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近所の般若寺に行ってきました。まずは寺の向かいにある植村牧場のソフトクリームで小休止。少しシャリ感の残る、濃厚なお味は病み付きになりますよ。もちろん、牧場自家製です。般若寺は重文の十三重石塔が有名ですが、花のお寺としても有名。秋桜が満開の様は見事で「ここは浄土か」と錯覚するほど。(いい意味で)造り込みのない、あるがままを守り抜く貴重なお寺(端には農場もある!)ですが、今回の目的は白鳳秘仏。40cm強の小振りな阿弥陀如来金銅仏ですが、頭と手足が大きく大陸諸兄の薫りふんぷんとしております。この白鳳仏は戦前、先述の十三重石塔を調査した際に発見されましたが、和紙に包まれた状態で平安時代の木彫小仏2体と小振りの十一面観音金銅仏(これも平安)が胎内仏として基壇から見つかりました。今回の秘仏公開でも拝見できますが、信じられないほどの状態のよさ。こちらも必見です。帰りに近所のたこ焼きを食べて〆。ほんと、食べてばっかり笑。

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天高く我肥ゆる。でも美味しいんですよ、御飯が。酒もいわずもがな、です。前向きには冬支度ですが明らかに食べ過ぎですね。

本日は古赤絵小碗をアップしました。かつて宋赤絵と呼ばれたこの手の作品。圧倒的に皿鉢が多い中、酒器や茶箱に使えるサイズの碗が希少です。しかも膚が象牙色、よく呑んでます。これからの季節、土色(土もの)の中に咲く一輪の花として食卓に如何でしょうか。

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