_DSC0001正倉院展が始まり、3連休の奈良は大変な賑わいでした。人気のある展覧会だけではなく日々貪欲に美術を楽しんでいただきたい所ですが、それは我々美術商の努力が足りないのでしょう。美術の敷居を下げるのではなく「美術は人生を賭してでも付き合う価値のあるもの」という事実を1人でも多く知っていただきたいと切に願います。

本日は土師器の丸壺をアップしました。日本人ならば心の何処かにしまい込んでいる「紅(あか)色」。夕焼けはなぜ美しいか、という答えをも孕んでいる気が致します。古墳時代の作ですが綺麗に残っております。

sold

_DSC0003

立冬を越し朝夕の冷え込みが強くなってきました。毎朝のミルクティーが有難く、いよいよ身体が冬の準備を始めたようです。

本日は志野織部茶入をアップしました。牙蓋が添えられておりますが、口縁に煙返しがありますので本来は香炉です。ただ特筆すべきは、その手馴染みのよさ。中まで釉が掛かっておりますので、焼酎のお湯割やお茶がストレスなく呑めます。疵は多いのですが、蒔絵を施した丁寧な直しにより魅力が増しています。冬籠りの友として、得難い一碗ではないでしょうか。

sold

_DSC0001

正倉院展が始まり、3連休の奈良は大変な賑わいでした。人気のある展覧会だけではなく日々貪欲に美術を楽しんでいただきたい所ですが、それは我々美術商の努力が足りないのでしょう。美術の敷居を下げるのではなく「美術は人生を賭してでも付き合う価値のあるもの」という事実を1人でも多く知っていただきたいと切に願います。

本日は土師器の丸壺をアップしました。日本人ならば心の何処かにしまい込んでいる「紅(あか)色」。夕焼けはなぜ美しいか、という答えをも孕んでいる気が致します。古墳時代の作ですが綺麗に残っております。

sold

_DSC0005

目白コレクション2017 秋も無事に終了することができました。颱風21号の影響でお足下の悪い中、お運びいただきました皆様には誠に有難う御座いました。さて気付けば錦秋。店の窓から見える老桜も葉が色づいて参りました。今週末から奈良博では正倉院展が開催されますので、ぜひ秋の奈良にお遊び下さいませ。

本日は阿蘭陀酒次(徳利)をアップしました。明代陶磁に影響を受けた唐物様式の藍絵ですが、同じ時代の古染付と共通した「柔らかさ」が好ましく、茶席でも喜ばれたことでしょう。二合と少しの容量も頃合で独酌でも酒宴でも活躍してくれそうです。

sold

_DSC0006

店の窓からみえる老桜の葉が色づき始めました。ここから年の瀬まではまるでジェットコースター。心せねばなりません。

本日は菊蒔絵錫縁香合をアップしました。菊と秋草が香わしい、枯淡の香合です。名残の炭手前はもちろんですが、小さな作行には通年愛したくなる風情が漂います。近頃「一目置ける」錫縁香合には出会えなくなりました。この機会にどうぞ。

sold

rara

秋の逢魔時。いつみても懐かしい。

 

_DSC0003

9月の最後に朝鮮時代の響銅薬匙をアップしました。高麗の響銅(砂張)製匙は比較的数も遺っておりますが、朝鮮時代の旧い匙は珍しいと思います。その優美なデザインは手に取るだけで多幸感に包まれますが、茶箱(籠)用の茶杓として生かしてみるのも楽しいでしょう。

sold

_DSC0001

いよいよ10月。今年も『目白コレクション 秋』が開催されます。今年は写真の絵志野半筒をはじめ古染付厚手皿、味わいの李朝工芸や愛らしい蕎麦猪口等、持ってて嬉しく満足感の高い品々をお求めやすい価格で提供します。まぁメジコレはお祭りですから楽しくないとね!我々骨董商一同、当日ギリギリまで仕入れに奔走しておりますので深秋の目白に是非お運びください。イベント詳細は→

hannya

近所の般若寺に行ってきました。まずは寺の向かいにある植村牧場のソフトクリームで小休止。少しシャリ感の残る、濃厚なお味は病み付きになりますよ。もちろん、牧場自家製です。般若寺は重文の十三重石塔が有名ですが、花のお寺としても有名。秋桜が満開の様は見事で「ここは浄土か」と錯覚するほど。(いい意味で)造り込みのない、あるがままを守り抜く貴重なお寺(端には農場もある!)ですが、今回の目的は白鳳秘仏。40cm強の小振りな阿弥陀如来金銅仏ですが、頭と手足が大きく大陸諸兄の薫りふんぷんとしております。この白鳳仏は戦前、先述の十三重石塔を調査した際に発見されましたが、和紙に包まれた状態で平安時代の木彫小仏2体と小振りの十一面観音金銅仏(これも平安)が胎内仏として基壇から見つかりました。今回の秘仏公開でも拝見できますが、信じられないほどの状態のよさ。こちらも必見です。帰りに近所のたこ焼きを食べて〆。ほんと、食べてばっかり笑。

_DSC0005

天高く我肥ゆる。でも美味しいんですよ、御飯が。酒もいわずもがな、です。前向きには冬支度ですが明らかに食べ過ぎですね。

本日は古赤絵小碗をアップしました。かつて宋赤絵と呼ばれたこの手の作品。圧倒的に皿鉢が多い中、酒器や茶箱に使えるサイズの碗が希少です。しかも膚が象牙色、よく呑んでます。これからの季節、土色(土もの)の中に咲く一輪の花として食卓に如何でしょうか。

sold

_DSC0005

早くも金木犀の薫りです。残夏と初秋の間にある光線には心を乱しうる「なにか虚ろなもの」が介在しているように思いますが、その正体を未だつかめないまま今年も秋へと突入してしまいました。風の具合に敏感だった頃の日本人に想いを馳せつつ、今日も秋の恵みをいただきます。

本日は信楽入隅鉢をアップしました。古信楽のような窯中の自然釉にたよらず、明確な意図をもって製作された茶陶信楽の佳品です。先人が取り上げた名物手には遠く及びませんが、それでも信楽の持つ素朴と豪放を内包しながら茶席の器物として輝きをはなっております。当期には魚(とと)の焼き物、春夏には瑞々しいもの、と一器多用できるのもポイント。