_DSC0002今週末は目白コレクションの会場でお会いしましょう。

本日は金銅鈴をアップしました。華鬘か金銅玉幡の離れでしょう。白色系の厚い鍍金とグラマラスな膨らみから中世の金銅鈴の可能性が高いですが、びっしり鍍金に覆われ地金の色が確認できません。桃山時代を下ることはないと思いますが、何れにせよ素晴らしい小品(残欠)です。

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青花の会/骨董祭が終了し、日常が戻ってきました。入梅するないなや晴天が続く、何ともへそ曲がりな天気が続きます。奈良国立博物館では『春日大社のすべて』展が終了し、次回の『糸のみほとけ』展(繍仏や刺繍經の展観です。必見!)の準備が始まった模様。また本日から東大寺では普段は非公開の本坊にて『古美術からみる東大寺の美』展が始まりました。こちらは今月の28日までと会期が短いのですが、東大寺が持っている二月堂練行衆盤の数枚の他、二月堂焼經の良品等が展示されますのでこの期間に関西へお越しの方はお見逃しなく。

絵唐津筒

絵唐津ヒレ酒注器(桃山時代)

青花の会/骨董祭はいよいよ今週末に迫りました。本日、関西一円が梅雨入りしたこともあり天気が少々心配ですが、どうにか持ってくれるよう祈ります。前回の青花骨董祭では(特に2日目に)お売りする品がなくなってしまいましたので、今回は店の在庫も少し持ってゆきます。在庫をお出しするタイミングが難しいのですが、8日の内覧会には出さずに初日から状況をみながらお出ししていくことに致します。内覧会でもお客様より「◯◯のような品はないか」と御要望がありましたら向きの品として御覧いただきますので、お好みやお探しの品がありましたら何なりとお申し付けください。

それでは、会場で皆様とお会いできますことを楽しみにしております!

堅手平

堅手平茶碗(15〜16世紀) 径 165mm

本手の堅手平茶碗。厚い釉にポツポツと出た御本が硬くなりがちな膚に彩りを添わす。一見寡黙な茶碗だが茶を点てることで器の白さが際立ち、夏向きの茶碗であることを語り始める。陶工の指痕や火間等、見所にも欠かない。

*青花の会/骨董祭へ出品します。

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乾山 阿蘭陀写草花文角向付(江戸中期) 幅 117mm

呉須が滲んでしまっているものの、石水博物館他に分蔵されている向付と同手の品。型紙刷りの妙味は乾山ならでは。日々の一献や菓子鉢にどうぞ。

*青花の会/骨董祭へ出品します。

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義山切子四方向付 五客組(18世紀) 幅 80mm

注文手のバカラに先立つ、チェコスロバキア製のカットグラス向付。丁寧なハンドカットは手に柔らかく馴染み、眩しいほどの光を放つ。盛夏の懐石にのみ許された、ひとときの涼風。

*青花の会/骨董祭へ出品します。

仏鉢

金銅仏鉢(南北朝〜室町時代) 径 185mm

鉄製の托鉢が僧の用いる応量器であるのに対し、本品のような仏鉢は仏前への供物に使用される。中世の作行らしく高さも低く抑えられ、鍛造で比較的厚く仕上げられている。箔の手擦れも自然な味わいで、花の映りもすこぶる良い。

*青花の会/骨董祭へ出品します。

白磁象嵌徳利

鉄象嵌龍文徳利(朝鮮時代前期) 高 160mm

珍しい鉄象嵌の徳利。随分と省略された龍文に儒教思想の風土を感じさせる。頸先の欠損が惜しまれるが丁寧な蒔絵修理で補われており、また釉調よく、酒量は二合半と頃合いなのも嬉しい。

*青花の会/骨董祭へ出品します。

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葛布帖(昭和十三年初版)

掛川葛布の素晴らしさを後世に遺すため外村吉之介が新作葛布を織らせ(題字と型染は芹澤銈介による)、日本民藝協会より150部限定で配本された稀覯本。落丁も見当たらず、保存状態も良い。後に求龍堂より150部限定で復刊されたが、味わい深さは初版本に比肩しうるものではない。限定版150部の内30番。

*青花の会/骨董祭へ出品します。

祥瑞写沓茶碗

祥瑞冩 青花沓茶碗(清時代) 径 135mm × 103mm

祥瑞沓茶碗に倣った大清道光年製在銘。壺中居の創業者である広田松繁氏が東京国立博物館に寄贈され、五客組で伝わっているのが本歌です。本品も茶人からの注文と見られ、道光年製らしい端正な清涼感を感じさせる。

*青花の会/骨董祭の2日目におすすめ品として出品します。 

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霰地姥口釜(桃山〜江戸初期) 高 220mm

旧い京釜の一で、箱裏には「寛永十八年九月十日、東満寺に於いて徳川家光の茶頭であった(石州流)野村休盛の手前により沢庵和尚の一席にて御用云々」と釜師の名越弥五郎が書き付けている。尾垂の底を名越が製作し由来を認めたのであろう。石州の道具らしい大振りの風炉釜で、霰も柔らかく風雅が漂う。

*青花の会/骨董祭へ出品します。