seikaいよいよ来月『青花の会/骨董祭 2018』が開催、当店も参加いたします。今年は『清夏類聚抄(せいかるいじゅしょう) —様々なもの—』と題し、不快な夏の暑さを忘れさせてくれるような様々な道具を蒐めてみました。茶道具や酒器、仏教美術等、当店が準備したベスト・オブ・ベスト、初出の品ばかりです。御高覧くだされば幸いです。

青花の会/骨董祭

6月8日(金)17:00 – 20:00(*内覧会/青花会員および御招待者のみ来場可能

6月9日(土)11:00 – 19:00

6月10日(日)11:00 – 17:00

会場は神楽坂各所、当店はセッションハウス・ガーデン(2F)にて出店しております。骨董祭の詳細は青花の会/骨董祭のHPを御確認下さい。

◆店舗営業再開のお知らせ◆

平素よりご愛顧賜り、まことに有難う御座います。6月3日(水)より店舗営業を再開いたします。しばらくは時短営業(12〜17時)となりますが、再開できます喜びを皆様方と共有したく存じます。なお御来店時のお願いとしまして、マスク着用をお願いしております(消毒スプレィは当店にて御用意が御座います)。また社会情勢により再度店舗をお休みする可能性もございますこと、時として臨時休業を頂戴することもあるかと思いますので、お出かけの際はできるかぎり御一報ならびにコンタクト・フォームより御連絡ください。

古美術 中上 中上 修作

いっきに入梅しました。今年は春の記憶がないもので、冬からタイム・マシーンに乗ってきたかのよう。少しずつ街には人影が戻りつつありますが、まだ目線に膜が張りついたような奇妙な心持ちがつづきます。

本日は李朝文字絵軸をアップしました。朝鮮儒教における四維八徳のうち「恥」の字をグラフィカルに描いたものですが絹本に描かれた文字もやわらかく、色彩も渋いため一段旧い作品と思います。丸窓をはいした軸装も洒落ており、民藝民藝せず飾っていただけます。

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某氏コレクション展、始まりました。奈良の骨董事情は少し特殊で、他県よりも秘匿主義の方が多いと見受けられます。それには理由がありまして、まず仏教美術の愛好家が多いこと。仏教美術はある程度量産を念頭に製作される陶磁器類とは違い、圧倒的に数が少なく一旦手放してしまうともう一生手に入らないかもしれないという観念があるからです。往時のコレクターも奈良の数奇者から(仏教美術のみならず)入手したエピソードが案外多く、都から少し距離があることも手伝い情報が得にくいというのもあるでしょう。今回のコレクション、超一級品ではありませんが入手するには骨の折れる品が多いです。数は少ないですが、御高覧いただけますと幸いです。

好評のうちに終了いたしました。ありがとうございました。

奈良県は緊急事態宣言が解除されましたが、かわらず人が少なく奈良博も閉館したままですので当店も今月末まではお休みを頂戴いたします。お近くにお立ち寄りで店を見たいという方は別途ご連絡ください。善処いたします。

本日は青唐津茶碗須恵花生をアップしました。須恵花生は山陽から瀬戸内にかけてみられる瀟洒なスタイルで、備前焼の祖である古窯で焼かれたものでしょう。片身替わりで土錆が付着し、面白い景を得ております。青唐津茶碗は「これでもか」というくらい蒼い灰釉が魅力的。瑕気もすくなく所謂<掘り唐津>の手だと思います。見込にでべそのような火ぶくれがありますが、茶筅の振りも問題なく抹茶碗として御使用いただけます。

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本日は東大寺伝来の千体仏越州窯青磁杯をアップしました。越州窯青磁杯は網格文が施された力強く、また優美な杯。くすんだ色アガリの作品が多い中、玉感のつよい理想的な萌黄色です。千体仏は小さいながらも色がよく残り、楚々とした魅力があります。二月堂にほど近い観音院の伝来です。

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新緑萌ゆる時節となりました。あらゆる災禍とは無縁に神々の創造が、芽吹いています。近代化を推し進めてきた150年。世界はたしかに便利にはなりましたが、自然に寄り添い共生することの大切さが問われています。その中で本当の価値を見出せるのも人間なのですから、それぞれが長いものに巻かれず「考える」ことの重要さを改めて肝に銘じ、今この時間を過ごしたいと思います。

本日は土師器をアップしました。平均的な土師器のサイズは高さ10〜15cmくらい。それと比すればかなり小さいサイズであることがお解りいただけるでしょう。このくらいのサイズですと卓上でも邪魔にはなりませんし、壷内部には撥水材を塗布してありますので気兼ねなく水を張ってご使用いただけます。家に花のある生活の爽快さ、ぜひお試しください。

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世界的な細菌禍でほとほと参ってしまいますが、こんな時こそ美しいものを眺め、また新たな指針を立ててゆきたいものです。世界経済はこれから未経験のゾーンに突入してゆきます。何を省き、何を大事にしていくか。これは人間の使命なのですから、それぞれが深く考え実行してゆきましょう。生意気いうようですが、これこそが「センス」なのですから。

本日は古九谷青磁の栄螺と上方泥絵をアップしました。上方泥絵は関西美術商の重鎮、瀬良石苔堂主人・瀬良陽介氏の旧蔵品。所謂コッテリな江戸系泥絵と比して淡白な画風ですが、これこそが大津絵に通じる本当の「民衆芸術」ではないでしょうか。古九谷青磁は風変わりな栄螺形です。小向付であろうと思うのですが、盃によし、茶釜の蓋置によしと楽しみが多いのも魅力。アガリも上々、掌上で存分に楽しめるかわいいやつです。

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既にお知らせしておりますが新型コロナウィルス蔓延防止の観点から、実店舗は現在予約制としております。たまたま通りかかったので寄りたい、という方はいらっしゃらないと思いますが、今はステイホーム!ぜひウェブで古美術をお楽しみくださいませ。

本日は随身像古唐津皮鯨茶碗をアップしました。皮鯨は同時代の量産茶碗と比べて径が大きめで見込も深く、存分に抹茶碗としてお使いいただけるものです。アヴァンギャルドな高台等、見所に欠かずお楽しみいただける品と思います。随身像は掌にのる小像ですが、仏師による確かな彫りが非常に端正です。比較的時代もあり、まるで少年のようなお顔も愛らしく蔵するに価する一躯と思います。

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新型コロナの活動がどうやら本格的になってきた模様。世界的な流行であることは火を見るより明らかなのですが、何より未経験で収束の先が見えない不安感が世界を覆ってしまっているのは如何ともし難い事実。まずは個人のモラルが大事です。偽の情報に惑わされず「自らがよく考えて」行動することが、結果的に人を傷つけずまた収束を早めるのではないでしょうか。

本日は鉄砂梅鉢文小壺李鳳梧作の絵刷毛目杯の2点をアップしました。絵刷毛目杯の鳳梧氏は夭折した作家。本歌を手本としながらも自然の発露を大事にした作家でした。殆ど未使用。綺麗な状態です。小壺は元来筆洗ですが、時代の蓋が附属しており内海茶入としても見立てが可能です。愛らしい梅鉢文(九曜文)がアクセント、花を生けてもグッドです。

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東大寺二月堂にて執り行われております修二会もいよいよクライマックス。春の寧楽を彩るありがたい行事ですが、今年はやはり人も少なめ。いつもは奪い合いになる松明の燃え殻も、比較的入手しやすいかも。暇な店を抜け出して取りにいこうか。

本日は二月堂焼經をアップしました。寛文七年のお松明の際に失火し灰燼に帰してしまった二月堂。そこから焼け残った経典が一部流出し「二月堂焼經」として巷に伝世してきました。水を被って銀文字も酸化。不明瞭な三行とはいえ、隆盛の南都を想起するには不足はありません。華厳經巻第三を書写。

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