花粉の見事な飛翔ぶりに、感動で泪がとまりません。

本日は胡銅鷺小香炉をアップしました。獲物を狙う鋭い目つきは現代においては恐く映るかも知れませんが、鳥獣の旧い工芸作品は大概精悍な表情をしているものです。造形感覚や銅の味わい等、中世工芸の魅力を存分に感じせしめる作品です。

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『仏は常にいませども』古美術と花と中世のうた「梁塵秘抄」より

山本野人 著

目利きの古美術収集家として知られる山本野人氏の仏教美術コレクションを中心に「梁塵秘抄」の歌に合わせて古美術と花をしつらえたエッセイ写真集を刊行致します。

平安末期、みやこで流行した「今様」をあつめた「梁塵秘抄」には、極楽往生を願う中世の人々の喜怒哀楽が詠まれています。選者の後白河院は、今様に狂い、貴賤の別なく歌を集め、何度ものどを潰しながら詠い、記録しました。

山本氏は、そうした「梁塵秘抄」の中に、仏教美術に込められた信仰に通じるこころを見出し、「遊女ささら」と古物を愛好する「おとこ」との対話というウィットに富んだ構成で、考えさせられる含蓄を含みつつ、収集の煩悩と悟りへの憧憬を面白く描かれています。

自身の蒐集品と古美術愛好から得た知見を惜しみなく披露し、研究者とは違った視点から日本美術の心象を描いたこれまでにない一冊です(宣伝文より抜粋)。

 

当店にて販売しております。ご購入希望の方は、サイト下部のお問い合せフォームよりご注文ください。

定価 7,700円(消費税/送料込)

奈良は風が強くなってきました。遥か太平洋上にあって、この状態。どうぞ皆様、今週末はお気をつけてお過ごし下さい。

本日は古瀬戸瓶子の陶片をアップしました。印花も丁寧で、何といっても窯変した釉色がめちゃくちゃ綺麗。これが完品であれば文化財指定品になってもおかしくなく、800〜1,000万円の値がついていても納得できるレベルです。やはり古材が似合います。普段のなげいれを格調高くしてくれそうです。

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今年最後の(?)猛烈な台風が近づいております。コース次第では東日本付近にも上陸するでしょう。皆様のご無事をお祈り申し上げます。

本日は黒高麗徳利をアップしました。初期手の品は高麗時代の風がよく遺り、端正な姿形と深い釉色が魅力です。サイズよく独酌にもってこい。片口隆盛の中、徳利はやや人気がありませんが矢張りよいものです。

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関西は思いのほか残暑厳しく、今頃になって汗を拭く毎日です。しかし来週からはぐっと気温が下がるとの報。錦秋はすぐ目の前、今月26日からは正倉院展が始まります。

本日は古唐津茶碗(小山富士夫識箱)をアップしました。何のてらいもない無地唐津茶碗ですが、非常に綺麗で見込みも広く日々の茶には適しています。先生の箱書も嬉しく、飽きずにお使いいただける一碗かと思います。

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昨日はオーディオ部品を漁りにオタク好事家の殿堂、大阪日本橋の電気街へ。昨今は急激に街の顔が変わる中、そちこちに昭和の薫りが健在。何とありがたいことと思いました。夕闇迫るころ、オバちゃんのカレー屋でカツカレーを味わい、そのまま心斎橋のジャズ廃盤店へ。レジで消費税8%を支払った最後の買い物。いや佳き日でありました(本当の消費税8%最後の買い物はコンビニの牛乳だったけど)。

本日は根来引盃をアップしました。駄文を連ねておりました途上に売約となってしまいましたが、よい品ですので是非ご覧下さい。

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澄み切った空。飛行機がドローイングを始めたようです。

本日は古信楽踞(うずくまる)をアップしました。老人が踞っているように見えることから、花生に使える小さな信楽壷をそのように呼びはじめました。花映りがよいのは云うまでもありませんが、何よりサイズよく景色も素晴らしいのは滅多に市場へ出てきません。一生涯愛せる信楽と思います。

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天高く、二枚に開いた鰯雲。「今夜は炊き込み御飯よ」と涼しい声が聴こえてきそうな澄み切った空は。

本日は古清水花生をアップしました。ブログ執筆の途上で売約となってしまいましたが、愛らしいデザインですので是非ご覧下さい。

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南方から到来する水蒸気の塊のせいで、残暑きびしき奈良。ツクツクホウシに秋の便りを認めれば、心は食欲に支配されるダメ人間は私です。

本日は藍九谷双鶉文皿をアップしました。可愛い鶉が二羽、余白を生かして佇んだ図柄は、まさに倭人のための器。使ってよし飾ってよし。「この皿、昔は高かったな〜」と惚ける風情は秋近し。

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ここ2〜3年の傾向として、お盆を過ぎるとストン、と涼しくなる。酷暑の日々を思えば一息つける反面、季節感が希薄になってきているだけに「ここだけ昔通りかい?」と感じるのは私だけでしょうか。

本日は飛天文丸軒瓦断片をアップしました。新羅最初の寺として建造され6世紀頃に栄華を極めた、慶州の興輪寺の軒瓦です。奈良は法隆寺金堂の内陣に描かれた飛天はこの瓦がモチーフとされておりますが、断片とはいえ確かな優美が漂います。

古美術 中上では、お客様の大切な器をより長くお楽しみいただくために器のお直しを承っております。本漆、純金粉、純銀粉等を使用した伝統的な手法に拘りひとつひとつ時間をかけて真面目に直しております。

その為多少の納期を頂戴しますが合成漆や接着剤とは違い全て自然素材ですので、食器などには適した方法です。器の大きさや欠片の数、欠け方により修繕費が変わります。まずはお気軽にメールフォーム、お電話等でお問い合わせ下さい。

*上の写真をクリックすると他の金継作品もご覧いただけます。