香合展 出品作⑥

唐物編組青貝香合(明時代/径 80mm)

繊細に編んだ籠に漆を重ねた、いわゆる「籃胎」の青貝香合。唐物のもつ高い品位を感じさせながらも、使い込まれ羊羹色になった漆と驚くほど軽い手取りには、深い味わいがあり好ましい。このような道具と対峙する時、茶道具のよさをしみじみと感じることができる。青貝の龍も微笑ましく、拝見時に話題となりそうな香合。青花の会骨董祭に出品します。

青花の会骨董祭 御礼

お陰様をもちまして、青花の会骨董祭の「香合展」は盛況裏のうちに幕を閉じることができました。骨董祭当日に梅雨入り、という信じ難いハードル(?)はあったものの予想ほど雨脚は強くなく、お客様の入りも上々でした。1年以上かけて集めた香合たちは方々の手に護られ旅立ってゆき、寂しさを感じつつも感謝の念で一杯です。ご来場下さったお客様には厚く御礼を申し上げます。また次回(来年)も魅力的な企画を考えておりますので、ご期待下さい。

香合展 出品作⑦

菊籬錫縁香合(室町時代/一辺 60mm)

いよいよ明日から青花の会骨董祭が始まります。明日はご招待者と青花会員のみの内覧会ですので御注意ください(明日から販売します)。何やら明日から週末にかけては雨模様の予報ですが、毎年「降る振る詐欺」になることが多く楽観的に考えております(笑)。出品作品の紹介も最後となりました。菊籬錫縁香合は元来、化粧用の手箱からの離れ。この正方形のは白粉容器と伝わっております。お姫様の白粉容器から香合へ、いつごろ変身したのかは判りませんが、和様のよさをしみじみ感じます。左様に香合としての位も高く、濃茶の炭手前で堂々とお使いになれます。ベストのタイミングは名残の時節かと思いますが、重陽の茶事には重宝することでしょう。

香合展 出品作⑥

唐物編組青貝香合(明時代/径 80mm)

繊細に編んだ籠に漆を重ねた、いわゆる「籃胎」の青貝香合。唐物のもつ高い品位を感じさせながらも、使い込まれ羊羹色になった漆と驚くほど軽い手取りには、深い味わいがあり好ましい。このような道具と対峙する時、茶道具のよさをしみじみと感じることができる。青貝の龍も微笑ましく、拝見時に話題となりそうな香合。青花の会骨董祭に出品します。

香合展 出品作⑤

堆朱石榴文香合(明初期/径 40mm)

いよいよ骨董祭の会期が迫って参りました。有難い事に冊子も順調に手許を離れ、今は下準備で忙しい日々を過ごしております。あ、店はオープンしておりますのでお気軽にお越しくださいね。本日からは漆器の香合を紹介して参ります。堆朱石榴文香合です。石榴は種子が多い事から「子孫繁栄」「富貴長命」に因み喜ばれる吉祥文です。本品は表裏に3つの石榴が彫刻され高い品格を有しております。注目すべきはこのサイズ!茶籠に仕込むにも好適な愛らしいものです。青花の会骨董祭に出品します。

*本品は会期2日目のオススメ品として出品しますので、初日には飾っておりません。御覧になりたい方は9日(日)にお出で下さい。

香合展 出品作④

染付長角香合(17世紀/60 × 43mm)

『番付』では西五段目の二十三位。四つ足付で側面が七宝紋と草紋なのは約束通りですが、甲(蓋)には何と人物が描かれております。通常は草花紋が圧倒的に多く面白味でいうと「??」な品が多いのですが、周茂叔のような人物が描かれることにより魅力が倍加し、また想像力が掻き立てられます。蓋を被せる時の涼しげな音もまた魅力的。青花の会骨董祭に出品します。

青花の会骨董祭が迫ってきました。繰り返しインフォメーションしておりますが今回は「香合展」を開催します。形物を中心に約30点を出品。御興味のある方は是非会場までお運び下さい。

本日は金銅六器をアップしました。荷葉を線刻した愛らしいサイズの金銅六器。このサイズは密教の旅壇具であった事を窺わせます。受け皿が欠失しているものの何とも美しい、掌中の玉といえるでしょう。

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先日よりお知らせしております「香合展」の出品作品を掲載した小冊子が完成しました。当店で茶道具を中心にお買い物していただいているお客様には今月末までにはお手許にお届けできるかと思います。250部しか印刷しておりませんので残部がほとんど無いのですが、先着30部を御希望の方にお送り致しますので、御希望の方はお名前と郵便番号、御住所を画面下の問い合わせフォームよりお知らせ下さい。先着順となりますのでお早めにどうぞ。

配布予定冊数に達しましたので締め切らせていただきました。多数のお問い合せありがとうございました。

香合展 出品作③

染付張甲牛香合(17世紀/幅 50mm)

香合番付では西前頭の九枚目。有名な品ではあるもののランクの通り、数は極少ない。館蔵品であっても絵が甘く魅力のない品も散見する中、本品は精緻な文様とアガリの良さ、身蓋合わせ目の素地とのコントラスト等、見所に欠かない。茶匠が景徳鎮に注文した形物香合として今昔声価が高い。青花の会骨董祭に出品します。

香合展 出品作②

染付栄螺香合(17世紀/高 50mm)

これからの季節に相応しい、栄螺を象った香合。写真ではわかりにくいですが、ちゃんと巻貝状になっています。恐らく如心齋(表千家七代目)あたりから陶磁器の香合=炉、木地の香合=風炉という形式ができあがり、今では常道と化してはおりますが更に遡れば陶磁器/木地の区別なく使用していたのです。よって、この栄螺香合も夏の朝茶事に、、と想いつつも招客からはツッコミが入るのでしょうねぇ。青花の会骨董祭に出品します。

香合展 出品作①

染付牧童香合(17世紀/幅 70mm)

本日より青花の会骨董祭にて開催する『香合 ―形物を中心に ― 』展の出品作を順次公開してゆきます。初回は何とも愛らしい「染付牧童香合」です。江戸末期に編纂された形物香合番付では番付外ではありますが、数は少なく形物香合の魅力を余すところなく伝えてくれそうです。恍けた牛の表情や豆男のごとき牧童。ぜひ実物を御覧下さい。古染付ファンはノックアウトされるはず。