香合展 出品作⑦

菊籬錫縁香合(室町時代/一辺 60mm)

いよいよ明日から青花の会骨董祭が始まります。明日はご招待者と青花会員のみの内覧会ですので御注意ください(明日から販売します)。何やら明日から週末にかけては雨模様の予報ですが、毎年「降る振る詐欺」になることが多く楽観的に考えております(笑)。出品作品の紹介も最後となりました。菊籬錫縁香合は元来、化粧用の手箱からの離れ。この正方形のは白粉容器と伝わっております。お姫様の白粉容器から香合へ、いつごろ変身したのかは判りませんが、和様のよさをしみじみ感じます。左様に香合としての位も高く、濃茶の炭手前で堂々とお使いになれます。ベストのタイミングは名残の時節かと思いますが、重陽の茶事には重宝することでしょう。

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ご来店時の御願い

ひきつづき、店舗は時短営業しております(12:00〜17:00)。ご予約いただいたお客様はその限りではありませんが、何卒ご理解ください。

またご来店時にはマスク着用の徹底と手指の消毒を奨励しております。皆様方のご協力を御願い申し上げます。

早くも弥生月をむかえました。花粉のことはともかく鬱屈した精神を春の陽気を身体いっぱいにとりこみ養生したいところ。しかし柳の新芽のういういしいこと!この翠色をしかと目にやきつければ、ねむりの彼方でよみがえりそう。

本日は高麗青磁の托をアップしました。盞はうしなわれておりますが、高貴な高麗婦人が喫茶で用いたであろう品です。縁は歪み手やりの痕跡があるものの、時代の香気はうしなわれておりません。

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営業の御案内

3月4日(木)、5日(金)は臨時休業を頂戴します。御来店の予定だった方には申し訳ありません。

三寒四温の日々、いかがおすごしでしょうか。

奈良では東大寺二月堂にて練行衆らの行がはじまろうとしております。今月18日には「油はかり」といって、堂司(どうつかさ)が修二会の灯明に使う菜種油を準備する重要な行事があります。

どうか祈りの声が世界にとどろかんことを。

寒中お見舞い申し上げます。

令和3年の初出品は、古染付の三角香炉です。ちいさな香炉で銀火屋をはずせば蓋置にもなる一粒で二度美味しい古染付ですが、なんといっても淡雪のように白いアガリと青々とした呉須で描かれた三面の吉祥文(+幾何学文)、その器形とあいまって殊に愛らしい作品です。時折こちらの想像を裏切るような作品に出会えるのが古染付の魅力でもありますが、このような小香炉をみるとその感慨をあらたにする心持ちになります。

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青花の会骨董祭 2020 出品 14

七宝水滴、引き手(江戸時代・17世紀)

W. 4.6cm (top)
A catch and water drop, choisonne (Shippoyaki) type
Copper
Edo period, 17th century

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青花の会骨董祭 2020 出品 13

幼児用ウィンザーチェア(英国/18〜19世紀)

H. 40.3cm
Windsor chair for a little child
Wood
18-19th century

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青花の会骨董祭 2020 出品 12

染付水馬香合(明時代・17世紀)

W. 4cm
Incense container, porcelain painted with underglaze blue; design of horse, kosometsuke type
Ming dynasty, 17th century

青花の会骨董祭 2020 出品 11

彩色籾塔(室生寺伝来/鎌倉時代・14世紀)

H. 9.9cm
Momi-toh, Unhulled rice pagoda (Provenance: Murouji, Nara)
Wood
Kamakura period, 14th century

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青花の会骨董祭 2020 出品 10

薬師如来印仏(興福寺伝来/鎌倉時代・13世紀)

H. 7.6cm (Flame/ 31.8 x 25.7cm)
A Bhaisajyaguru print design made with a stamp (Provenance: Kofukuji, Nara)
Ink on paper
Kamakura period, 13th century

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