関西は思いのほか残暑厳しく、今頃になって汗を拭く毎日です。しかし来週からはぐっと気温が下がるとの報。錦秋はすぐ目の前、今月26日からは正倉院展が始まります。

本日は古唐津茶碗(小山富士夫識箱)をアップしました。何のてらいもない無地唐津茶碗ですが、非常に綺麗で見込みも広く日々の茶には適しています。先生の箱書も嬉しく、飽きずにお使いいただける一碗かと思います。

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冬季休業のお知らせ

12月23日(月)より翌年1月7日(火)まで冬季休業を頂戴します。

秋が戻ってきたかのような爽やかな陽気が続いているせいか、照葉を終えた店裏の桜が咲いてしまいました。紅葉と白い桜花の珍なコラボレーション。不思議な風景です。

本日は西大寺古材敷板古染付笹文香合をアップしました。西大寺古材は鎌倉時代の毘沙門堂のもの。古美術店では店の備品として取り扱われることが多く、販売されることが余りありませんので小さくとも希少です。古染付笹文香合は『香合番付』にも掲載されておらず、また私自身も初めて見る形で珍しいものです。アガリも素晴らしく、また愛情に溢れた次第も嬉しい。

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急に冷え込む奈良。令和最初の正倉院展も今週(14日)までとなりました。年々秋は短くなっても照葉が麗しく鹿の「キョーン」という寂しい鳴き声がこだまする春日野です。

本日は八代(髙田焼)の俵茶碗をアップしました。俵茶碗といえば萩焼の代名詞のようなものですが、造形の愛らしさに加え縁起のよい形ですので、細川の殿様の眼に留まり写されたのでしょう。椿の象嵌や吸付くような手取りも嬉しく、これからの季節に真向きな一碗です。

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奈良では「正倉院展が始まるとお正月の準備を始める」というと本当だと思うでしょう。でも実感としてはその通りで、12月の御祭りなんかは「ゆく年くる年」の心情です。

本日は阿弥陀如来坐像掛佛をアップしました。大振りで重厚な鎌倉期の作品ですが、地方作ゆえ古拙な雰囲気に満ちております。お顔やプロポーション等には藤原期のよすがを感じさせ、白色系の鍍金にも一連の経塚遺宝を想起させます。真に魅力ある掛佛です。店に展示して御座いますので秋の散策がてら、また正倉院展と絡めてお立ち寄り下さい。

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奈良は風が強くなってきました。遥か太平洋上にあって、この状態。どうぞ皆様、今週末はお気をつけてお過ごし下さい。

本日は古瀬戸瓶子の陶片をアップしました。印花も丁寧で、何といっても窯変した釉色がめちゃくちゃ綺麗。これが完品であれば文化財指定品になってもおかしくなく、800〜1,000万円の値がついていても納得できるレベルです。やはり古材が似合います。普段のなげいれを格調高くしてくれそうです。

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今年最後の(?)猛烈な台風が近づいております。コース次第では東日本付近にも上陸するでしょう。皆様のご無事をお祈り申し上げます。

本日は黒高麗徳利をアップしました。初期手の品は高麗時代の風がよく遺り、端正な姿形と深い釉色が魅力です。サイズよく独酌にもってこい。片口隆盛の中、徳利はやや人気がありませんが矢張りよいものです。

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『仏は常にいませども』古美術と花と中世のうた「梁塵秘抄」より

山本野人 著

目利きの古美術収集家として知られる山本野人氏の仏教美術コレクションを中心に「梁塵秘抄」の歌に合わせて古美術と花をしつらえたエッセイ写真集を刊行致します。

平安末期、みやこで流行した「今様」をあつめた「梁塵秘抄」には、極楽往生を願う中世の人々の喜怒哀楽が詠まれています。選者の後白河院は、今様に狂い、貴賤の別なく歌を集め、何度ものどを潰しながら詠い、記録しました。

山本氏は、そうした「梁塵秘抄」の中に、仏教美術に込められた信仰に通じるこころを見出し、「遊女ささら」と古物を愛好する「おとこ」との対話というウィットに富んだ構成で、考えさせられる含蓄を含みつつ、収集の煩悩と悟りへの憧憬を面白く描かれています。

自身の蒐集品と古美術愛好から得た知見を惜しみなく披露し、研究者とは違った視点から日本美術の心象を描いたこれまでにない一冊です(宣伝文より抜粋)。

 

当店にて販売しております。ご購入希望の方は、サイト下部のお問い合せフォームよりご注文ください。

定価 7,700円(消費税/送料込)

 

完売しました。多数のお問合せ有難うございました。

 

関西は思いのほか残暑厳しく、今頃になって汗を拭く毎日です。しかし来週からはぐっと気温が下がるとの報。錦秋はすぐ目の前、今月26日からは正倉院展が始まります。

本日は古唐津茶碗(小山富士夫識箱)をアップしました。何のてらいもない無地唐津茶碗ですが、非常に綺麗で見込みも広く日々の茶には適しています。先生の箱書も嬉しく、飽きずにお使いいただける一碗かと思います。

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昨日はオーディオ部品を漁りにオタク好事家の殿堂、大阪日本橋の電気街へ。昨今は急激に街の顔が変わる中、そちこちに昭和の薫りが健在。何とありがたいことと思いました。夕闇迫るころ、オバちゃんのカレー屋でカツカレーを味わい、そのまま心斎橋のジャズ廃盤店へ。レジで消費税8%を支払った最後の買い物。いや佳き日でありました(本当の消費税8%最後の買い物はコンビニの牛乳だったけど)。

本日は根来引盃をアップしました。駄文を連ねておりました途上に売約となってしまいましたが、よい品ですので是非ご覧下さい。

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澄み切った空。飛行機がドローイングを始めたようです。

本日は古信楽踞(うずくまる)をアップしました。老人が踞っているように見えることから、花生に使える小さな信楽壷をそのように呼びはじめました。花映りがよいのは云うまでもありませんが、何よりサイズよく景色も素晴らしいのは滅多に市場へ出てきません。一生涯愛せる信楽と思います。

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