_DSC0001奈良は寒い夜がつづきます。

本日は朝鮮の乳棒をアップしました。特に役立つ道具ではありませんが、白磁ファンは持って嬉しいアイテムでしょう。

御売約

◆ 時短営業のおしらせ ◆

いつも御愛顧いただきありがとうございます。誠に勝手ながら、店舗はしばらく時短営業といたします。詳しくはお気軽にお尋ねください。

営業時間:12時〜17時まで(月/火曜日定休)

古美術 中上 中上 修作

いつしか秋も深まり、道にはきれいな絨毯が敷かれるようになりました。今年の正倉院展も終盤、完全予約制がよいのかは議論の分かれるところですが、相当観やすかったようです。やはり例年が混みすぎなのですね。

本日は久々の出品。志野水滴を御覧下さい。ほぼ類例のない形ですが、紛れもなく志野。塁座で装飾するなど仕事も細かく、なんといってもこのサイズにシビれました。状態がよいので実用も可能でしょう。

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秋の台風が到来。暴風雨の中、アップしております。くれぐれも皆様お気をつけ下さい。

本日は東大寺古材垂撥を出品しました。よく枯れた風情から優に鎌倉時代くらいはありそうですが、折々の造替で出てきたのでしょう。小振りなサイズですから小さな掛花に適しています。

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秋刀魚の匂いがただようのは高級住宅街のみ、とは寂しいかぎり。虫の音をききながら、窓の人は雑魚の有難味をかみしめるのであります。

本日は青織部杯をアップしました。直しが多いですが、口縁のみで古陶ファンには御海容いただける範疇でしょう。特に青織部の酒杯は希少ですから、完品を求めることができるのは盲亀の浮木。小さなサイズもうれしく、永く愛せる杯です。

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いつの間にか秋の入り口。ともあれ、心身ともにホッとできるのが有難く思います。

本日は塔印經をアップしました。鎌倉の装飾經と思われますが、砂子を蒔いた料紙、朱で捺印された塔と蓮台が愛らしく、不思議な魅力を放つ断巻です。二種の袈裟裂でシンプルにまとめられた軸装も◎。

まだ油断はなりませんが大きな台風がすぎ、陽射しが少し秋めいてきた今日この頃です。

本日は元興寺伝来の千体仏(地蔵菩薩)をアップしました。本作は室町末期から桃山時代の品ですから、巷間で散見される鎌倉や室町のものとは雰囲気がちがい違和感をおぼえる方もいらっしゃると思いますが、ほぼ間違いなく元興寺の千体仏です。着彩がほぼ完璧に遺り、崇高なお顔立ちとともに有難くお感じいただけると思います。黒塗木製の台座と上桐の差し箱が附きます。

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今日はもうひとつ。天啓白磁の陶硯もアップしております。小さいながらもちゃんと墨をすったようで、旅持ちの品かと考えております。影青のように涼しげな膚と柔らかな陰刻にて、実用ならずとも掌でもてあそんでいるだけでも和みます。当店謹製の仕込箱も附属し、小品フェチにはたまらない作品です。

本日、関西はようやく梅雨明けしました。観測史上3番目に遅い梅雨明けだそうで、これよりも遅い梅雨明けってあったんだ!とプチ発見でした。

本日は和蘭陀色絵茶碗をアップしました。旧手の日本伝世であまりみない書き込みのある茶碗ですが、頃合いのサイズにて抹茶茶碗としてもお使いいただきたい品。見込や縁に共直しがありますのであまり使用すると剥がれてくる恐れもありますが、なんだか使いたくなるデルフトです。

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いっきに入梅しました。今年は春の記憶がないもので、冬からタイム・マシーンに乗ってきたかのよう。少しずつ街には人影が戻りつつありますが、まだ目線に膜が張りついたような奇妙な心持ちがつづきます。

本日は李朝文字絵軸をアップしました。朝鮮儒教における四維八徳のうち「恥」の字をグラフィカルに描いたものですが絹本に描かれた文字もやわらかく、色彩も渋いため一段旧い作品と思います。丸窓をはいした軸装も洒落ており、民藝民藝せず飾っていただけます。

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某氏コレクション展、始まりました。奈良の骨董事情は少し特殊で、他県よりも秘匿主義の方が多いと見受けられます。それには理由がありまして、まず仏教美術の愛好家が多いこと。仏教美術はある程度量産を念頭に製作される陶磁器類とは違い、圧倒的に数が少なく一旦手放してしまうともう一生手に入らないかもしれないという観念があるからです。往時のコレクターも奈良の数奇者から(仏教美術のみならず)入手したエピソードが案外多く、都から少し距離があることも手伝い情報が得にくいというのもあるでしょう。今回のコレクション、超一級品ではありませんが入手するには骨の折れる品が多いです。数は少ないですが、御高覧いただけますと幸いです。

好評のうちに終了いたしました。ありがとうございました。