奈良では「正倉院展が始まるとお正月の準備を始める」というと本当だと思うでしょう。でも実感としてはその通りで、12月の御祭りなんかは「ゆく年くる年」の心情です。

本日は阿弥陀如来坐像掛佛をアップしました。大振りで重厚な鎌倉期の作品ですが、地方作ゆえ古拙な雰囲気に満ちております。お顔やプロポーション等には藤原期のよすがを感じさせ、白色系の鍍金にも一連の経塚遺宝を想起させます。真に魅力ある掛佛です。店に展示して御座いますので秋の散策がてら、また正倉院展と絡めてお立ち寄り下さい。

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青花の会 骨董祭 2016のお知らせ

来る6月、新潮社が発行する『工芸青花』の主催で骨董祭が開催されます。東西の個性的な26店舗が、神楽坂周辺のギャラリー等に集結。当店も参画いたします。

6月4日(土) 11:00 – 19:00

6月5日(日) 11:00 – 18:00

入場料 1,000円(工芸青花の会員は無料)

会場は4つに分かれておりますが、当店は新潮講座/神楽坂教室に出店しております。御来場を心よりお待ち申し上げております。

◎好評のうちに終了致しました。御来場有難う御座いました。

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熊本で大きな地震が発生したようです。どうにか被害が小さく済みますように。

本日は伝平城京出土の塑像をアップしました。量感のある柔らかなフォルムは、唐の影響下にあるのでしょうか。頭部を欠きますが、美神が宿り微笑み続けているようです。

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今日は奈良の大数奇者、河瀬無窮亭(本名:虎三郎)作の盃をアップしました。小振りですが酒量も入り、茶味のある造形と相俟って手放し難い盃です。氏は茶人であるばかりでなく(かつての近代茶人がそうであったように)仏教美術の大蒐集家でもありました。旧蔵品を拝見する機会もなかなかありませんが、無窮亭手作りの盃は更に珍しいでしょう。

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あすはかへらうさくらちるちってくる(種田山頭火)

今年最後の桜でしょう。曇天も味わい深く、よいものですね。

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満開の櫻に足を止められます。

fufufufu.comトップページの写真を更新。李朝三嶋の五寸皿におはぎをのせてみました。美味しそうでしょ。三嶋の皿を五枚を寄せた、寄向のうちの一葉。御趣向、ですね。

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春の足音は早いもので、すでに櫻です。先日に出張で訪れた瀬戸内〜岡山市中は誠に穏やかな気候で、春霞が讃岐うどんの湯気のようでした。

本日は古染付香合(蓋 楽旦入作)をアップしました。『型物香合番付』にも掲載されている磬香合の身に楽家十代の旦入作による蓋が重ねられた、いわば時代を超えたコラボ香合です。蓋に描かれた蝶は昇天するほどの心地よさ。風呂敷にはミナペルホネンの裂を奢りました。こちらも美しきものです。

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本日は梅とウグイスが描かれたエナメルグラスをアップしました。もう、そんな季節ですね!

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春雨がさんざめき、花の粉が舞う。奈良にも春本番を告げる鐘が鳴り響きます。

今日は志野織部の長角向付をアップしました。古田織部が創造した「愉しみ」のための茶事。切実ながらも抱腹絶倒な和が展開された事でしょう。この形はコノワタ等の箸汚しを盛ったもの、或いは客人が覗く迄中身がわからない「サプライズ」とも伝わります。何れにせよ、美濃茶陶の面白さと味わいが存分に味わえる品かと思います。

“Shino-Oribe” Mukozuke (Momoyama period) H. 95mm

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本日は六十六部廻国経筒をアップしました。「こんなに小さな経筒が」と吃驚される方も多いことでしょう。経筒はタイムカプセル、という史実をより身近に体現できるものかと思います。天文十一年八月、と記念銘が入るのが嬉しく、また厚い鍍金と緑青が織りなす景色は格別ですね。

“Rokujuu-Rokubu” Small Sutta Container H.100mm

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奈良は春の祭典「修二会」の準備が始まりました。黙々と準備を進める僧侶のお姿は、それだけで美しいもの。二月堂横には松明に献納された竹が並んでおります。

本日は古信楽踞をアップしました。久々に美しい踞を仕入れることができ、皆様に御覧いただけるのを嬉しく思います。あばたが表出した渋い膚ですが、水を打てば表情が一変します。「信楽の掛花はこれ一つでよい」と思わせてくれる、素晴らしい品です。

Ko-Shigaraki Vase (15c / Muromachi period) H. 115mm

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