gaga青花の会/骨董祭が終了し、日常が戻ってきました。入梅するないなや晴天が続く、何ともへそ曲がりな天気が続きます。奈良国立博物館では『春日大社のすべて』展が終了し、次回の『糸のみほとけ』展(繍仏や刺繍經の展観です。必見!)の準備が始まった模様。また本日から東大寺では普段は非公開の本坊にて『古美術からみる東大寺の美』展が始まりました。こちらは今月の28日までと会期が短いのですが、東大寺が持っている二月堂練行衆盤の数枚の他、二月堂焼經の良品等が展示されますのでこの期間に関西へお越しの方はお見逃しなく。

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店の前の通りは奈良国立博物館に面していますが、裏側は奈良県が保有する土地で現在はほぼ森林と化しています。

そのお陰で借景もよく、季節の移ろいを楽しんでいただけます。桜の木の色付きも佳境に入り、冬の到来を告げています。

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九州は八代の三島皿です。窯中のアクシデントにより編み笠となった、希有なものです。サイズは200 x  153mmと茶席の菓子皿としても好適です。曲がった部分に引っ付きとソゲが一カ所。他は無瑕です。江戸初〜中期頃。

御売約

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オープン2日目はあいにくの雨模様でしたが、変わらずたくさんのお客様に恵まれ感謝のひとことです。気持ちの上では正倉院展の行列にも負けないくらいの誇らしさです。初めて知ったのですが週末含む休日は夜の7時まで観覧できるようで、ナルホド、夜の道路が込み合うはずだと納得した次第。

古美術 中上は月曜日と火曜日が定休日ですが、明日4日は祝日ですので開店いたします。ただし、翌日の火曜日はお休みとなりますのでお気をつけ下さい。

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本日、古美術 中上が開店しました。初日らしく沢山のお花やお酒、手みやげを頂戴し店主は幸せいっぱいです。ありがとうございます。全ての方に丁寧な接客ができたとはいえず、そういう意味では悔いの残る初日ではありましたが、やはり新たな出会いは嬉しいものですね。明日は少し天気が崩れそうですが、晴れやかな顔をした古物たちがお出迎えいたします。

*DMにも使用した、写真の水滴はご売約となりました。ありがとうございました。

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いよいよ明日、古美術 中上が開店します。最後の最後までバタバタの連続で「あれも」「これも」と右往左往。それでも何とか形にすることはできました。脇から支えて下さった方、そして妻には感謝の言葉しかありません。どうもありがとうございます。

皆様に気に入っていただける品があると良いのですが。率直なご意見を賜りたいと思います。明日から三連休、散策かたがたお立ち寄りいください。午前11時開店です。

粉板

出版社のマガジンハウスが運営するウェブマガジン「dacapo(ダカーポ)」の連載が更新されました。連載を開始してから早くも16回目を数えました(過去の拙文もアーカイブされているようですのでお暇な方は遡ってみてください)。

今回は開店案内のDMにも使用した白磁の水滴と紙の粉板を紹介しながら、幼少の頃へレイドバックしています。お前さんのレイドバックはともかく、粉板とは何だ、とお思いの方は、ぜひご一読ください。

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開店まであと3日。毎日ヒーヒーいいながら準備はいよいよ佳境へ。出来ることからゆっくり、確実に。気持ちの上では解ってはいるのですが、なかなか。しかし、ボケボケした店主を尻目に店内装が完成!いや、素晴らしいのなんの。漆喰の展示スペース、昼は光を拡散し夜は光を吸い込む。トテモキレイナンデスヨ。

奈良国立博物館では、毎年恒例の正倉院展が始まりました。今回の目玉は23年ぶりに公開となる「漆金薄絵盤」。奈良が一番込み合う時期です。

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古美術 中上の開店案内のDMはこんな感じです。写真は朝鮮王朝時代後期の分院手の水滴で、その形から「膝」と呼ばれているものです。天部の染みがまるで鶴の首のようで、偶然の産物ですが一編の物語が生まれそうな様相です。

一般的に「欠点」と呼ばれる部分にこそ、愛すべき理由や愛おしさを感じるのはモノもヒトも同じなのだな、と感じる次第。

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内装工事もいよいよ終盤。今日から壁の左官が入っております。そして、玄関には看板が付きましたので限定公開!少し解りづらいと思いますが、ステンレスの切り文字です。山口信博氏に作っていただいたロゴをそのまま起こしました。

また少し店の顔のパーツが増えて、いよいよ身が引き締まります。

ろご

古美術 中上のロゴはいたってシンプルですが、明朝体をベースに色んな仕掛けを施してあるそうです。

ロゴのデザインはグラフィック・デザイナーであり折形デザイン研究所を主宰する山口信博氏。シンプルな中にも漢字の持つ強さとしなやかな気品を感じており、大変気に入っています。

これから長い付き合いとなるだけに、このシンプルなロゴに胸を借りるつもりで精進して参ります。