梅雨もラストスパート、盆地の奈良らしくスチーミーな毎日です。
本日は初期伊万里の幾何学文筒茶碗をアップしました。茶道具の製作で名高い「百間窯」の作品で、市松や七宝繋などの幾何学文で構成された愛らしい筒茶碗です。「呉須の流れた茫洋とした景色が日本人の心にすっと馴染んでくる」と書くと、欠点を昇華させただけといわれそうですが、本当にそうなのでしょうか。真に茶味のある、初期染付の佳品です。
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梅雨もラストスパート、盆地の奈良らしくスチーミーな毎日です。
本日は初期伊万里の幾何学文筒茶碗をアップしました。茶道具の製作で名高い「百間窯」の作品で、市松や七宝繋などの幾何学文で構成された愛らしい筒茶碗です。「呉須の流れた茫洋とした景色が日本人の心にすっと馴染んでくる」と書くと、欠点を昇華させただけといわれそうですが、本当にそうなのでしょうか。真に茶味のある、初期染付の佳品です。
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暑い寒いを繰り返して季節が進むのは春の専売特許ではなくなってきたようです。今年の寒暖差には目(肌?)に余るものがありますが、夏は酷暑が予想されているとのこと。今から憂鬱な気分、、。
本日は臨器薬器をアップしました。古くから「西大寺形」と呼び親しまれておりますが、かつて奈良県南部で製作されていた薬器と思います。侘び茶に似合う風情と格を持ち合わせておりますが、日常の茶にも気取らず出しゃばらず重宝する品です。
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『目白コレクション 2018 春』は好評のうちに終了いたしました。お運びいただき、また購ってくださったお客様、本当にありがとうございました。次回は6月9、10日に開催される『青花の会 骨董祭』に向けて、勢威奔走しております。夏に向けて清らかで美しい品々を御紹介したいと考えております。乞う御期待!
今週末は目白コレクションの会場でお会いしましょう。
本日は金銅鈴をアップしました。華鬘か金銅玉幡の離れでしょう。白色系の厚い鍍金とグラマラスな膨らみから中世の金銅鈴の可能性が高いですが、びっしり鍍金に覆われ地金の色が確認できません。桃山時代を下ることはないと思いますが、何れにせよ素晴らしい小品(残欠)です。
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はらはらと舞う花弁。川面をすべる桜もよいものですね。
本日は鉄砂面取水滴をアップしました。木蓮でしょうか。生け花が水滴いっぱいに描かれており、朝鮮陶磁の美質がギュッと詰まっております。面取が九角というのも如何にも。少し灰上がりではありますが、愛らしい絵のベースとして美的に寄与しているといえば言い過ぎでしょうか。
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