_DSC0003はらはらと舞う花弁。川面をすべる桜もよいものですね。

本日は鉄砂面取水滴をアップしました。木蓮でしょうか。生け花が水滴いっぱいに描かれており、朝鮮陶磁の美質がギュッと詰まっております。面取が九角というのも如何にも。少し灰上がりではありますが、愛らしい絵のベースとして美的に寄与しているといえば言い過ぎでしょうか。

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「小春日和」という形容がぴったりの本日の奈良。硬くなった身体も一休み、まるで湯加減絶妙な温浴のような一日です。

本日は志野織部の横縞文向付をアップしました。時代の横縞文は古渡り裂からの引用と伝わりますが、まるで旧いカピタンのような不均一な線が興を誘います。釉が融けきらず艶が引いた感じになっておりますが、いや汚れのない伝世膚には御同輩の支持を得られるものと思います。比較的ボリューミィで存在感があります。

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冬晴れの休日。近所の大和文華館で開催中の『特別企画展 書の美術』へ運びました。いつ無料チケットを頂戴するのですが、チケット片手に駐車場へ入ると普段と違い(失礼!)何やら賑わしく係の人に聞くと、今日は無料招待デイとの事。「普段も来てよね〜」と想いつつ、館蔵品の三十六歌仙(小大君)や久保惣から貸借された法華経巻第一(方便品第二)の装飾経一巻、個人蔵の絵因果経断巻軸(勝利寺本)等、見応えがありました。クリスマスイヴまでやってますので、皆様もぜひ。

本日は古備前舟虫花生をアップしました。特異な形に茶人の遊び心を感じさせますが、花映りの佳さには床に相応しいサイズと工夫もあり頷首の出来。戦前に名古屋美術倶楽部の売立で世に出た品で、伝世のプロヴナンスも魅力の1つです(目録も附属します)。

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立冬を越し朝夕の冷え込みが強くなってきました。毎朝のミルクティーが有難く、いよいよ身体が冬の準備を始めたようです。

本日は志野織部茶入をアップしました。牙蓋が添えられておりますが、口縁に煙返しがありますので本来は香炉です。ただ特筆すべきは、その手馴染みのよさ。中まで釉が掛かっておりますので、焼酎のお湯割やお茶がストレスなく呑めます。疵は多いのですが、蒔絵を施した丁寧な直しにより魅力が増しています。冬籠りの友として、得難い一碗ではないでしょうか。

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正倉院展が始まり、3連休の奈良は大変な賑わいでした。人気のある展覧会だけではなく日々貪欲に美術を楽しんでいただきたい所ですが、それは我々美術商の努力が足りないのでしょう。美術の敷居を下げるのではなく「美術は人生を賭してでも付き合う価値のあるもの」という事実を1人でも多く知っていただきたいと切に願います。

本日は土師器の丸壺をアップしました。日本人ならば心の何処かにしまい込んでいる「紅(あか)色」。夕焼けはなぜ美しいか、という答えをも孕んでいる気が致します。古墳時代の作ですが綺麗に残っております。

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目白コレクション2017 秋も無事に終了することができました。颱風21号の影響でお足下の悪い中、お運びいただきました皆様には誠に有難う御座いました。さて気付けば錦秋。店の窓から見える老桜も葉が色づいて参りました。今週末から奈良博では正倉院展が開催されますので、ぜひ秋の奈良にお遊び下さいませ。

本日は阿蘭陀酒次(徳利)をアップしました。明代陶磁に影響を受けた唐物様式の藍絵ですが、同じ時代の古染付と共通した「柔らかさ」が好ましく、茶席でも喜ばれたことでしょう。二合と少しの容量も頃合で独酌でも酒宴でも活躍してくれそうです。

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店の窓からみえる老桜の葉が色づき始めました。ここから年の瀬まではまるでジェットコースター。心せねばなりません。

本日は菊蒔絵錫縁香合をアップしました。菊と秋草が香わしい、枯淡の香合です。名残の炭手前はもちろんですが、小さな作行には通年愛したくなる風情が漂います。近頃「一目置ける」錫縁香合には出会えなくなりました。この機会にどうぞ。

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秋の逢魔時。いつみても懐かしい。

 

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9月の最後に朝鮮時代の響銅薬匙をアップしました。高麗の響銅(砂張)製匙は比較的数も遺っておりますが、朝鮮時代の旧い匙は珍しいと思います。その優美なデザインは手に取るだけで多幸感に包まれますが、茶箱(籠)用の茶杓として生かしてみるのも楽しいでしょう。

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いよいよ10月。今年も『目白コレクション 秋』が開催されます。今年は写真の絵志野半筒をはじめ古染付厚手皿、味わいの李朝工芸や愛らしい蕎麦猪口等、持ってて嬉しく満足感の高い品々をお求めやすい価格で提供します。まぁメジコレはお祭りですから楽しくないとね!我々骨董商一同、当日ギリギリまで仕入れに奔走しておりますので深秋の目白に是非お運びください。イベント詳細は→

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近所の般若寺に行ってきました。まずは寺の向かいにある植村牧場のソフトクリームで小休止。少しシャリ感の残る、濃厚なお味は病み付きになりますよ。もちろん、牧場自家製です。般若寺は重文の十三重石塔が有名ですが、花のお寺としても有名。秋桜が満開の様は見事で「ここは浄土か」と錯覚するほど。(いい意味で)造り込みのない、あるがままを守り抜く貴重なお寺(端には農場もある!)ですが、今回の目的は白鳳秘仏。40cm強の小振りな阿弥陀如来金銅仏ですが、頭と手足が大きく大陸諸兄の薫りふんぷんとしております。この白鳳仏は戦前、先述の十三重石塔を調査した際に発見されましたが、和紙に包まれた状態で平安時代の木彫小仏2体と小振りの十一面観音金銅仏(これも平安)が胎内仏として基壇から見つかりました。今回の秘仏公開でも拝見できますが、信じられないほどの状態のよさ。こちらも必見です。帰りに近所のたこ焼きを食べて〆。ほんと、食べてばっかり笑。