金銅観音菩薩立像
Standing Kannon Bodhisattva
ご売却済み
- 時代
- 統一新羅(8世紀初頭)
- 伝来
- 個人コレクション
- サイズ
- 高 123mm(総高 156mm)
- 次第
- 仕込箱
統一新羅の観音菩薩立像。宝冠についた化仏や左右対称のフォルムは8世紀初頭の金銅仏にみられる特徴です。至高の微笑みをたたえた尊顔には古新羅(三国時代)を思わせる古様な雰囲気がただよい、我が国の推古〜白鳳仏のルーツを感じさせます。
韓国古代金銅仏コレクションの定本である『韓国金銅仏研究(松原三郎著・吉川弘文館編)』の92頁に所載されており、オールド・コレクションらしい格調高い寂び味も本金銅仏の特徴です。