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隅寺心経巻子

隅寺心経巻子

Sumidera-Shingyo Sutra Scroll (roll)

伝来
海龍王寺〜コレクター
寸法
幅 820mm(全体) / 550mm(本紙)高 257mm
付属品
堅木内箱、タトウ、桐外箱

奈良の海龍王寺は平城京の東端に位置するため「隅寺」として親しまれ、当寺には唐から将来された5048巻にもおよぶ一切経があったため、多くの学問僧が通う学問寺としても機能しました。

この写経は海龍王寺で学問僧が日々書き写した奈良時代の般若心経の一部で、寺名から「隅寺心経」と呼ばれ伝来したものです。写経生らしい謹直な筆致で一字一字をおろそかにせず書写された、素晴らしい古写経です。
丸々一紙分が巻子に仕立てられており、ほのかな着彩が残る軸端も奈良時代のオリジナルです(軸は後補と思われます)。外箱の箱書きは古文書研究家であり、宮内省書寮御用掛であられた猪熊信男氏によるもの。全体に虫損が認められるものの、補筆はありません。

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  • Sumidera Shingyo sutra
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