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木造阿弥陀如来小仏龕(香合仏)

木造阿弥陀如来小仏龕(香合仏)

Amitabha Incense Container

時代
江戸時代(18世紀)
伝来
コレクター
サイズ
高 98mm、幅 60mm
付属品
平絹袋、胡桃箱

香合仏とは身と蓋からなる小さな仏龕で、旅先でも携帯し礼拝できるよう仕上げた懐中仏のひとつです。さまざまな尊像の遺品がありますが、つとに有名なのは奈良国立博物館が所蔵する愛染明王香合仏(平安時代後期)で、白檀と思われる香木に愛染明王が彫出された秀作です。

 

本香合仏も材に白檀を使用し、身には蓮台や光背等をともないながら阿弥陀如来坐像がきわめて精緻に彫出されており、光背上部の損失が惜しまれるものの都仏師による高い技術力や精神性を感じさせます。装飾には描金のほか截金(*1)を多用し贅沢かつ華やかに仕上げられ、仏教工芸作品のひとつの頂点ともいえる本作は、観る人に驚きと感動と呼んでくれることでしょう。

 

(*1)截金

截金(きりかね)は細金(ほそがね)とも呼ばれ、箔を数枚焼き合わせて細く切ったものを接着することで文様をあらわす技法。

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  • 香合仏
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