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秋の逢魔時。いつみても懐かしい。

 

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9月の最後に朝鮮時代の響銅薬匙をアップしました。高麗の響銅(砂張)製匙は比較的数も遺っておりますが、朝鮮時代の旧い匙は珍しいと思います。その優美なデザインは手に取るだけで多幸感に包まれますが、茶箱(籠)用の茶杓として生かしてみるのも楽しいでしょう。

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いよいよ10月。今年も『目白コレクション 秋』が開催されます。今年は写真の絵志野半筒をはじめ古染付厚手皿、味わいの李朝工芸や愛らしい蕎麦猪口等、持ってて嬉しく満足感の高い品々をお求めやすい価格で提供します。まぁメジコレはお祭りですから楽しくないとね!我々骨董商一同、当日ギリギリまで仕入れに奔走しておりますので深秋の目白に是非お運びください。イベント詳細は→

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近所の般若寺に行ってきました。まずは寺の向かいにある植村牧場のソフトクリームで小休止。少しシャリ感の残る、濃厚なお味は病み付きになりますよ。もちろん、牧場自家製です。般若寺は重文の十三重石塔が有名ですが、花のお寺としても有名。秋桜が満開の様は見事で「ここは浄土か」と錯覚するほど。(いい意味で)造り込みのない、あるがままを守り抜く貴重なお寺(端には農場もある!)ですが、今回の目的は白鳳秘仏。40cm強の小振りな阿弥陀如来金銅仏ですが、頭と手足が大きく大陸諸兄の薫りふんぷんとしております。この白鳳仏は戦前、先述の十三重石塔を調査した際に発見されましたが、和紙に包まれた状態で平安時代の木彫小仏2体と小振りの十一面観音金銅仏(これも平安)が胎内仏として基壇から見つかりました。今回の秘仏公開でも拝見できますが、信じられないほどの状態のよさ。こちらも必見です。帰りに近所のたこ焼きを食べて〆。ほんと、食べてばっかり笑。

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天高く我肥ゆる。でも美味しいんですよ、御飯が。酒もいわずもがな、です。前向きには冬支度ですが明らかに食べ過ぎですね。

本日は古赤絵小碗をアップしました。かつて宋赤絵と呼ばれたこの手の作品。圧倒的に皿鉢が多い中、酒器や茶箱に使えるサイズの碗が希少です。しかも膚が象牙色、よく呑んでます。これからの季節、土色(土もの)の中に咲く一輪の花として食卓に如何でしょうか。

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早くも金木犀の薫りです。残夏と初秋の間にある光線には心を乱しうる「なにか虚ろなもの」が介在しているように思いますが、その正体を未だつかめないまま今年も秋へと突入してしまいました。風の具合に敏感だった頃の日本人に想いを馳せつつ、今日も秋の恵みをいただきます。

本日は信楽入隅鉢をアップしました。古信楽のような窯中の自然釉にたよらず、明確な意図をもって製作された茶陶信楽の佳品です。先人が取り上げた名物手には遠く及びませんが、それでも信楽の持つ素朴と豪放を内包しながら茶席の器物として輝きをはなっております。当期には魚(とと)の焼き物、春夏には瑞々しいもの、と一器多用できるのもポイント。

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昨年から秋の訪れが早くなった気がします。まだ油断はなりませんが「ストン」と夜が涼しくなる感じは子供の頃の夏のようでどこか懐かしい。今迄の厳しい残暑はなんだったの?という感じですが、嬉しいことです。

本日は織部の蓋物をアップしました。本歌に補作した「コラボ作品」が好きなのですが、これは蓋が織部の桃山本歌、樂家九代の了入が身を補作しております。昔日のよい品を大事にする心が嬉しいですね。桃山伝世の織部の蓋だけでも希少です。

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振り返ると、もう立秋。確かに外は暑いのですが頬を撫でる風が微かに秋を含んできたかな、という感じです。お盆の熱狂的な混雑は去りましたが、大陸の言葉で埋め尽くされているのは相変わらず。然し天平の頃も案外こんな感じだったのかも知れません。

本日は分院の青花明器をアップしました。明器らしいミニチュアサイズの皿ですが、珍しく呉須で桃が描かれています。死してもなお、不老不死を願ったのでしょうか。アガリよく愛らしい作品です。

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颱風一過の奈良。蒸し暑さが戻ってきました。今日は休日でしたので香雪美術館『悉有仏性』後期の展示を拝見。コレクター佐藤氏の透徹した眼を感じられる前期共々愉しい展示でしたが、中でも古瀬戸の印花の壺と春日曼荼羅、水分神社伝来の子守明神懸仏には思わず目が細くなりました。よい気分のまま梅田で途中下車し「ダニエル」のカヌレを購入。自宅で美味しく戴きました。

本日は古瀬戸水滴をアップしました。同時代の水滴は印花の作品が多いのですが、針で突いたようなポップで面白い文様が気に入り仕入れました。二箇所にホツレがありますが釉のツヤも上々、古材を敷いて道端の花を一輪生けるだけでも十分遊べると思います。

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暑中お見舞い申し上げます。側溝の水で脚を冷やす「鹿の冷足」は奈良の風物詩となりつつあります。

本日は志野織部の振出をアップしました。織部の徳利をそのまま短形にしたような愛らしさが信条ですが、鉄絵も豪快でこなれておりミニチュア愛好家には堪らない品ではないでしょうか。頸の呼びは残念ですが色味がよく合っており少なくとも違和感はありません。香煎容れ、一輪挿しとしてもお楽しみいただけます。

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