yaya

休みの日に大和文華館へ出かけてきました。『花の美術』というテーマで日本、中国、朝鮮の文物を展観しておりましたが、中でも国宝「寝覚物語絵巻」と重文「柿本宮曼荼羅」、鎌倉の金銅水滴は夢に出くわしたかのような素晴らしさでした。

写真はアプローチの桜。東北の銘桜から株分けされたものらしい。同館では4月15日から『国宝「松浦屏風」と桃山・江戸の絵画』展が始まります。春の奈良にお遊びください。

_DSC0009

4月15、16日に開催される目白コレクションに出店いたします。春から初夏にかけては気候もよく、各地で骨董の催事が「目白」押しですが、その中でもメジコレは全国から選りすぐりの若手業者ばかりですから、品の確かさ、面白さでは他を圧倒していると思います。順次情報をアップして参りますのでお楽しみに。

本日は阿蘭陀兜巾茄子香合をアップしました。形物香合番付の西二段目に登場する古染付の兜巾茄子香合を写した、極めて珍しい作例です。黄色い茄子をみて最初は「ん?洋梨かな」と思ったのですが、絵に見覚えがあり記憶を頼りに図録を紐解いてみるとやはり兜巾茄子が本歌でありました。しかし、そんな情報を取り除いてもデザインがポップで愛らしい、まさに阿蘭陀らしい品です。

sold

_DSC0005

桜の開花が報じられ始めました。散歩、遊山、宴会、と結構なことですが、桜の御足を踏むのは避けたいものです。栄華がために。

今日は七宝繋丸文水滴をアップしました。桃山時代から始まった七宝装飾。江戸期にも数々の遺品がありますが、水滴の数は多くありません。繋丸文は初見のものですが、どのような硯箱に収まっていたのでしょうか。青手古九谷の作品のようなこっくりとした色合いと相俟って、大変愛らしいものです。文房具古作の面白さ、愉しさを存分にお楽しみいただける作品と思います。

sold

_DSC0004

三寒四温、まだ冬服が手放せません。それでも花の薫りが風にのって漂ってきたりすると、脳から「芽生え指令」が放出されてヒトも動物の一部だと感じる次第。同じ人類が共存を否定する昨今、世界一の「厄介動物」でもありますが。

本日は黒唐津徳利をアップしましたので御覧下さい。高台が荒れておりますが正真正銘の「伝世一合徳利」です。黒唐津は一見地味に映りますが、艶やかな釉ムラなどは官能的ですらあります。奈良の数奇者であり関西古美術界の重鎮であられた、河瀬洋三翁の旧蔵品です。

sold

gaga

奈良出身の写真家、六田知弘氏の個展『宇宙のかけら—御所』のお知らせです。六田氏は奈良県御所市の御出身。ロマネスクの教会や古美術等、様々な光の中で風景を切り取って来られた氏が、還暦を迎えられたのと時を同じくして御所市から個展の依頼があり御縁を思わずにおられなかった、との事。大阪会場と奈良の御所会場で開催中です。

御所会場:御所まち赤塚邸(会期は3月8日〜3月31日、会期中無休/入場無料)

大阪会場:アートエリアB1(会期は3月8日〜3月19日、13日のみ休館/入場無料)

*詳細は個展のHPを御参照ください。

_DSC0010

昨日は静岡出張。駅を下りたとき「暖かいなー」と思っておりましたが暫時、颱風のような雨風が地面を叩き付け、外では「キャー」だの「ワー」など大騒ぎの様相。正体は春一番、強烈な春の訪れでした。

本日は古染付の人面桃花物語図向付をアップしました。<人面桃花物語図>とは明時代に流行した雑劇。春らしい淡い恋物語です。同手の変形厚手向付としては一回り大振りで、菓子皿としても大活躍することと思います。

sold

_DSC0015

店裏の鑞梅が満開にて、大家さんにお願いして一枝お頒け頂きました。店に置いてある室町時代の大振りな古銅水瓶に早速生けたところ、店全体に春の薫りが漂い心浮き立つ心地でした。

そんな時節に梅形香合をアップしました。石州流鎮信派の茶人でもあった堀丹後守直尭伝来の品で、竹節と木を組み合わせた変化球の唐物香合です。大名道具の格の高さを感じますが、蓮花に燕という日本的なモティーフには得もいえぬ味わい深さと美しさがあります。また五弁の梅形が愛らしく茶会でも話題になるのではないでしょうか。信州の数奇者、松谷和男氏の旧蔵品。

sold

_DSC006

厳しい寒さも佳境に入り、日々身が縮まります。寧楽では修二会までは春が来ないといわれており、修二会が終わると確かに暖かな日が多くなります。それまでは我慢、ですね。

本日は紅安南香合をアップしました。数ある安南陶の中でも希少な”紅安南”は万暦五彩が本歌とされており、上絵の原料や手間暇が段違いです。ベトナムのホイアン沖の難破船から大量に海上げされたため、珍しくなくなりましたが嘗ては非常に高価でした。その中でも紅安南は一段上の品、現在の感覚からは高価に思えるかもしれませんが、この美しさを前には平伏すしかありませんでした。茶道具としては勿論、コレクションにもオススメです。

sold

_DSC0007

新年恒例の展示会が無事に閉幕いたしました。毎回展示テーマを考え、品を集める苦労があってもたくさんの方にお運びいただき、お気に入りを見つけて頂くことで労苦を忘れます。転じて次回に備え今年も精進して参ります。この度は本当に有難う御座いました。

本日は古唐津振出をアップしました。平戸系牛石窯の掛け分け小徳利ですが、振出に使用できる品は却って希少です。穴の直径も大きく金平糖を難なく転がり出せ、また小さな徳利としても価値があります。小さくとも「叩き」の技法で薄く作られ、案外入ります。膚も艶やかで傍にあるだけで気持ちよく「伝世の品は(発掘品の)3倍出しても買え」といわれるのも納得です。

sold

逢魔時展DM

新年恒例となりました東京での展示会の御案内です。皆様の御来場を心よりお待ち申し上げております。

「逢魔時 ―夜を連れる―」

会期/2017年1月21日(土)-29日(日)

時間/12:00-19:00 会期中無休(中上在廊日/1月21日・22日)

多くの方に御来場いただき、会期が終了いたしました。有難う御座いました。