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いよいよ9月も了。「8月が終われば年末までジェットコースター」と巷では囁かれますが、奈良は10月下旬より正倉院展が、12月半ばからは御祭が始まるので特にその感が強い。昼が短くなるのであれば、せいぜい長くなった夜を楽しもうではありませんか!

今日は三島徳利をアップしました。通称「赤肌」と呼ばれる高麗青磁(初期三島陶)の一群は、窯中の酸化焼成により稀に現れる異端児です。しかし赤楽茶碗のような雅味があり、茶席では人気者。首の傾きも酒を誘います。

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彼岸の時節、奈良はしとしと雨で迎えております。窓から見える老桜の葉が徐々に色づいてきたのを確認しつつ、10月に開催されるメジコレの準備を進めております。いつも牛歩にて情けない限りですが、見所のある品を現実的なプライスで御用意できるよう頑張りますので、応援いただけましたら嬉しいです。

今日は古染付の霊芝香合をアップしました。呉須のアガリよく、目出たい意匠ですのでオススメです。丁寧に作られた仕覆や時代箱の付属も嬉しいところ。

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颱風がじわりと歩を進める中、今日は美術倶楽部での交換会でした。少なからず好きなものも買え、足早に西下するも、予想通り名古屋手前で新幹線が立ち往生。何やら米原付近で猛烈に降っているとのこと。読書で時間を潰しましたが、およそ45分間は線路上で過ごしました。珍しい経験でしたが、気分的に疲れました。

本日は鶏龍山鉄絵壺をアップしました。鶏龍山、といえばこの文様を思い浮かべる方は多いでしょう。朝鮮人参の葉を描いた、といわれておりますがハテ、本当のところは???白泥の剥離があるもののアガリ良く、若く清潔な色気を漂わせる壺です。何を容れずとも「そこ」に在るだけで空気が引き締まるのは、作った人間が充実していたのでしょうか。

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夏期休暇を戴いておきながらアレですが、前半は仕入れの旅が重なり9月からようやく休息モードに入りました。自宅マンションの隣が工事で連日五月蝿いのですが「初めて」発掘調査が入るそう。元は興福寺の土地ですので、絶対何かが出てくるはずですから、調査の入る期間は目が離せません。

今日は朝鮮の印箱をアップしました。李朝木工は数多ありますが小品は珍しく、特に文房四寳を収めるものは希少です。デザインも簡素で箱数奇には堪らない佳品と思います。

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仲間の交換会で加賀は倶利伽羅に行って参りました。日本海側らしい雨がちの天気だったのですが、自然が豊かで蒸し暑い昼間からは想像できないくらい夜は涼しく、地元の食材を惜しげもなく投入した大変美味しい食事に皆で舌鼓を打ちました。仕入れた荷物は近々、目白コレクション等でお披露目できるかと思いますのでお楽しみに。

fufufufu.comトップページの写真を更新しました。そろそろ当店も秋の準備をして参ります。

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先日は山口県岩国市に行って参りました。錦帯橋をはじめ豊かな自然と溶け込む街並が素晴らしく、岩国の町づくりに貢献された明からの帰化僧、独立性易(どくりゅうしょうえき)の消息や岩国に足跡を残し現在は対馬におられる小林東五先生の作品にも多数触れることができ、眼福とともに秋風が頬に優しい2日間でした。

本日は染付唐子人形をアップしました。類品として石洞美術館で開催中の『古染付』展の第一期にも展示されていた古染付唐子一対がありますが、景徳鎮の唐子人形はあまり目にすることはありません。唐子の表情が写実で「こわ可愛い」感じが否めませんが、石洞本に先駆ける作例として希少なものです。

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猛暑酷暑も立秋を過ぎれば、夏を惜しむ気持ちになる。それが季節というものだが、其の事がどれだけ「和」の心に影を落とし続けている事か。蚊に刺された二の腕を掻きながら、気持ちは徐々に彼岸へと向かう。

本日は黄瀬戸酒盞をアップしました。油受けによる「見立て 盞」なので少し小さめだが、桃山あぶらげ手の黄瀬戸を愉しむに過不足はない。黄味たっぷりのカステラ色は殊のほか柔らかく、夜の深まりとともに手に取りたくなる一盞と思う。

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夏野行く牝鹿の角の束の間も妹が心を忘れて思へや 万葉

昼は夏枯れの奈良、夜は電飾で着飾った春日の参道を目指す人々で賑わいます。当然、歩道は肉を焼く煙とゴミが充満。風情という言葉を愛し、また行動に移せる人は何処へ行ったのでしょうか。

本日は2点、紅毛染付盃竹香合をアップしました。両者とも夏の風情を愉しめる古作にして、静かな驚きに満ちた佳品です。

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大暑を迎え、いよいよ猛暑と思いきや関東地方では冷夏のごとく。出張は楽でよいものの、水不足は心配ですね。同じゲリラ豪雨が降るなら街にではなく山間に降ればいいのに、と思いますがゲリラ豪雨はいわば「人災」ですから、街が対象なのでしょう。また山間に降ったら降ったで早期開梱の森は根が浅く、大量の雨水を貯えることなく地滑りだけ起こってしまう。なかなかうまくいかないものです。

さて今日は古瀬戸水滴をアップしました。恐らく最小サイズの水滴ですが、印花文、窯変、土味など見所に尽きません。瑕多めですが、座辺に転がしておくだけで客人に「おっ」といわしめる中世古窯の佳品です。

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拙宅が蒸し風呂のようであります。心頭滅却、泰然自若の末、茫然自失。白桃味の氷菓子を食べようか、茶の心で。

本日は古染付海鼠香合(蓋:楽了入)をアップしました。過日、古染付×旦入のコラボ作品を扱いましたが、今回は了入(楽家九代)です。欠損した蓋の代わりに楽焼で補うという手法(というか心優しさ)に、現代の我々が見失ったものが透けてくるようです。色味のマッチ具合も絶妙、海鼠の形とも相俟って愛らしき品です。

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